№6058:結果はプロセスの賜物
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、何事も同様ですが「プロセスを知ること」が極めて重要です。
例えば、昨日「応援ソング」で触れた「アジア太平洋エルダーケア・イノベーションアワード2024」でファイナリストに選出された件。
「おめでとうございます」とか「凄いですね」と言ってくれる人はたくさんいますが、「どのような経緯でエントリーすることになったのですか」「そのプロセスでどのような苦労がありましたか」といったことに関心を寄せる人はほとんどいません。
皆さん「ファイナリストという結果」しか見ていないのです。
これがダメなのです。
「結果」というのは「プロセスの賜物」です。
プロセスを知らずに結果だけを知っていることに意味はありません。
しかし、多くの人にこの観点はありません。
本来の価値は「プロセス」にあるのです。
今回は運よくファイナリストになれましたが、そうならなかったことも大いに考えられたわけです。
その場合「今回の行動に価値はなかったのか」といえば、そんなことはありません。
何故なら「プロセス」があるからです。
プロセスを通じて「今回、何が問題だったか」を考察することによって、それが商品やサービスの継続的な改善を促します。
そして、プロセスを最適化していくことが、競争力や独自化の強化につながっていくわけです。
これは思考習慣の問題です。
プロセスに関心がない人は日常の仕事でも結果だけを見て、結果を変えようとしているはずです。
結果、インスタントなノウハウに手を出したり、読書もせずに人生を変えようとしたりします。
世間一般でも「結果だけを得よう」とするから、オリンピックや政治での賄賂や、各企業での不正や隠ぺい問題が起こるのです。
「結果」を変えたければ「プロセス」を変える。
「原理原則」です。
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