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№6040:何故、広告宣伝は複数回やる必要があるのか

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、フィットネスクラブやジム、スタジオ等は新規入会者獲得のために広告宣伝活動を行います。

そのための原則は幾つかありますが、そのうちの1つに「回数」があります。

ここでは「1ヶ月」という単位で考えます。

結論から言うと、私は「月に3~5回」は広告をヒットさせる必要があると思っています。

その理由としてよく挙げられるのが「3ヒット理論」的な考え方です。

これは「人は3回目の広告で反応する」「人は3回目の広告で対象物を認識する」というものです。

例えば、新聞折り込み広告が入った。

数日後に駅でティッシュをもらった。

そのまた数日後にWEB広告を見た。

みたいな感じです。

上記は媒体がすべて違いますが、個人的には同じ媒体(例えば、新聞折込)を3回見たでもいいと思います。

これを1ヶ月という単位の中で起こす必要があります。

よく「新聞折込をしたのだけれど入会がない」という人がいますが、その理由の1つに「回数が少ない」というのがあると思います。

「回数=接点回数」です。

要は「接点が少ない」のです。

この毎月の活動を1年中、行う必要があります。

12月とかお盆中とかは外してもいいかもしれませんが、基本的には1年中と考えておいた方がいいでしょう。

何故なら「3回目で反応する」なんていうのは超ラッキーだからです。

もしかしたら、10回目かもしれないし、30回目かもしれないし、100回目かもしれない。

だから「やり続けること」が必要です。

が、多くの人はこう考えません。

「自分が入会者が欲しい時」に広告宣伝を行っています。

これは決定的に間違っています。

「入会するかどうか」を決めているのはお客さんです。

店長ではありません。

このことが、私が「複数回ヒットさせるべきだ」と考えている理由です。

「3ヒット理論」というのはその通りなのでしょうが、私はそう考えていません。

複数回ヒットさせるのは「お客さんに入会という行動を起こしてもらうきっかけのため」です。

お客さんは1月に行動を起こすかもしれないし、6月かもしれないし、9月かもしれない。

仮に9月だとしても月初かもしれないし、月中かもしれないし、月末かもしれない。

つまり、広告宣伝活動は「お客さんに行動のきっかけを与えるため」に行うのです。

もちろん、外部への広告宣伝活動をしなくてもビジネスモデル通りの集客ができているとか、定員に達している場合は、この限りではないですが、年間を通じて一定数の顧客離脱が起こるのはやむを得ないことでもあるので、その場合でも「現在、キャンセル待ちです」的な広告をうって認知を促進させておくことは有用だと思います。

いずれにせよ、経費節減とばかりに広告宣伝活動を縮小させるのは、よろしくありません。

せっかく経費を背苦言しても、後々の会員数減で相殺されてしまうように思います。

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