№5890:「ミッション・ビジョン・バリュー」は言葉の遊びではない
こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年度内に全国30店舗体制見込み)。
さて、(株)スモールジムは2023年10月月1日に、新たな「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」を策定しました。
新たなMVVはホームページでも公開していますので、こちらからご覧ください。
明日まで上記に関連した話題を記します。
ここ数年(もっと前かも)は「パーパス経営」の重要性が再認識されています。
私は「パーパス」という言葉は使いませんが「自社の存在意義から社会に貢献できることを明確化し、それを軸に経営を行うこと」という意味です。
基本的に「MVV経営」と同じです。
これは解釈の問題も入ってきますが、私が「パーパス」という言葉を使わないのは「軽い感じ」がするからです。
「MVV」のほうが重厚感があります。
※と私は思う。
とはいえ、「パーパス」にせよ「MVV」にせよ言葉の遊びでは意味を成しません。
また「そこまで関わった人たちだけ」で決めても良いものにはならないと思います。
そのためには自社の考え方に賛同してくれていて、かつ外部の有識者を「決定メンバー」に招聘する必要があります。
たまにコピーライター的な人を決定メンバーに入れるケースを見聞きしますが、これでは単なる言葉の遊びです。
言葉としては美しいかもしれませんが「仏作って魂入れず」になるに決まっています。
「そこまで関わった人たちだけ」がダメなのは考え方が過去の延長線上になるからです。
これまで100回くらい言ってきたことですが「現在の自分の頭からは過去に自分がやってきたことしか出てこない」のです。
「自分でつくった悩みは絶対に自分では解決できない」とも言っていますが、これも同じようなもので、もし自分で解決できていればその悩み自体が出てこないのです。
いずれにせよ、ここから「新しいスタート」を切ろうとしている時に「過去の頭」で考えていては過去を強化するようなワードにしかなりません。
その点、スモールジムの新MVVの決定プロセスは100点だと思っています。
これは私たちの今後の行動哲学であり行動信念の反映です。
まさに「自社の存在意義から社会に貢献できることを明確化し、それを軸に経営を行うこと」と表現できたと思っています。
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