見出し画像

№6042:トレーナーやインストラクターが新聞を読むべき理由

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、土曜日は(できるだけ)今週いただいた質問等の中から1つを抜粋してご紹介。

【今週の質問等】
「トレーナーやインストラクターが新聞を読むべき理由を教えてください」

【私の見解】
まずトレーナーやインストラクター(以下トレーナー)に限らず、社会人は毎朝、新聞を読む必要があります。

某調査によると日本はサラリーマンが5500万人いて、そのうち日経新聞の読者が300万人ということです。

つまり、日経新聞の読者はサラリーマンの約5%です。

この調査の正確性はわかりませんが、経験的にも「こんな感じだろう」とは思います。

日経新聞に限らず、新聞を読んでいない人は「新聞など読まなくても日常では困らない」と思っているはずです。

そりゃそうでしょう。

日常の会話で「今日の新聞について語ろう」なんてことにはならないからです。

故に困ることはない。

困らないから読まない。

当然の行動でしょう。

が、本当は「ものすごく困っている」のです。

相手に「この人は一般常識に欠けているな」という評価を与えるからです。

はっきり言えば、優秀な人から「この人は総合的な能力が低い」と判断されているのです。

これは「とっても困ること」ではないでしょうか。

もっとも、これは自分が困ることなのでまだいいです。

それよりも問題なのは(トレーナーの場合)「メンバー(お客さん)に迷惑をかけている」ということです。

これも同じく、メンバーと「今日の日経」なんていう話にはなりません。

かつ、トレーナーとメンバーさんには「トレーナーの方が知識がある」という関係性が成立しています。

そのため「この人は教養がないな」ということがバレても、身体について適切なアドバイスをしてくれれば、マイナスイメージは相殺されます。

「新聞を読まない」というのはこの関係性に甘えているのです。

さらに私の観点を付加すると、トレーナーというのは「運動好きなお兄さん(お姉さん)」と思われています。

だからこそ「そうではない」ということを示すために教養を深める必要があるのです。

この時、新聞を読むというのは「基本のき」です。

「基本のき」だからこそ、日経新聞等を読んでいる人は当たり前に他のビジネス誌もビジネス本も読みます。

こうやってどんどん差が広がっていくのです。

FBL大学でも新聞を読んでいない人がいるようですが、私は先日の講座で「仲間に失礼だから改めてほしい」と言いました。

そういう人は仲間のレベルを下げることに貢献しているのです。

「お客さんに失礼」

「仲間に失礼」

これが新聞を読むべき当たり前の理由です。

▼スモールジムのホームページはこちら
▼スモールジムのInstagramはこちら
▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「働き方の未来」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら
▼2007年から2020年8月のブログ(4740回分)はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?