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№6062:「開業時集客」における2つの失敗要因(その2)

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、昨日は「開業時集客には2つの大きな失敗要因がある」と記しました。

昨日、時間切れで1つしか書けなかったので、今日は2つ目です。

それは「過去の経験で口を出す」です。

一昨日も書きましたが「私は前の会社で営業部長をやっていた」「チラシ作成担当だった」などなど、過去の経験で計画に割り込んでくる人は少なくありません。

こういう人に限って、結果が出なかった特に「ひとのせい」にします。

「なんでもっとサポートしてくれなかったんだ」というのもあれば。

逆に「あなた方が中途半端に口を出すからだ。私の任せてくれればもっとうまくいった」もあります。

この相反する2つの他責が代表的です。

大切なのは「実績のある人に任せること」です。

同時に「中途半端にしないこと」です。

足して2で割るようなことをやっていると確実にうまくいきません。

実績があるというのは「その業態で実績がある」ということです。

例えば、ソフトバンクや楽天といった大企業で集客実績がある人がスモールジムの集客を担当してもうまくいかないでしょう。

プロスポーツチームのマーケティング担当者でも同じことが言えます。

「もっとWEBを使うべきだ」とか「もっとSNSの活用を」といったお金だけかかって結果が出ない施策を提案してくると思います。

こういった施策が無駄と言っているのではありません。

業態に合っていないと言っているのです。

ましてや旧来型のフィットネスクラブの支配人など風前の灯火です。

その経験は「もはやまったく役に立たない」と自覚するくらいでちょうどいいでしょう。

経験上、断言できますが「集客できない人」の特徴は「細かいことにこだわること」です。

で、その「こだわり」がズレているのです。

集客にはポイントがあります。

そのポイントにこだわることは何よりも肝要です。

それが「自分の感覚と違う」という理由でのこだわりは困るのです。

チラシにしても「ここは赤であるべき」という原則があったとします。

それを「私がつくりたいジムのイメージは緑なので、それと合わせてほしい」というのがもっとも困るのです。

開業集客に限らず、広告宣伝活動は「実績のある人に任せる」。

そうしたらあとは「言われたとおりに100%遂行する」。

奇抜なアイデアより100倍も1000倍も大切なことです。

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