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№6039:「間違った信念」は予防以外に解決策はない

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こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、少し前に「間違った信念が未来の可能性を阻む」というnoteを書きました。

こうなると「これを治すにはどうしたらいいのか」という話になりますが、正直「とても難しい」と思います。

人の信念を覆すのは不可能に近いと思います。

何故なら、本人が「自分は間違った信念を持っている」と認識できないからです。

仮に自分の信念に従って行動した結果、とてもネガティブな経験をしたとします。

わかりやすく「周囲から相手にされなくなった」としましょう。

大切な人や家族や友達から見放されていけば、普通の人は「自分が間違っていたのではないか」と考えます。

が・・現実はそうはならないのです。

逆にバイアスが強化され「間違ったもの同士」でムラをつくり、徒党を組むようになります。

「自分たちは正しい。間違っているのは自分たち以外だ」と。

こうなった人は関わるだけムダなので、放っておきましょう。

私はそれが家族でも成人を過ぎていたら救出する必要はないと思っています。

それよりも何よりも「そうならないこと」に注力すべきです。

そのための予防策はたくさんありますが、思いつくままに3つほど挙げてみます。

1つは「対論を考えること」です。

自分が主張していることの対論が成立するなら、それはどっちでもいいということになります。

これにより自分の偏見度合いを認識できます。

2つは「常日頃から情報の多様性を確保すること」です。

1つの情報源だけではなく、複数の情報源から情報を入手することが当然です。

様々な視点や意見を知ることで、偏った見解に陥りにくくなります。

3つは「有識者との対話を活発化させること」です。

社会的に評価されている人との対話は自分の意見を修正する最高の機会です。

他にもまだまだありそうですが、大切なのは「常に自分は間違っているかもしれない」という意識を持つこと。

世の中に「絶対に正しいこと」など、ほとんどないのですから。

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