№5889:スモールジムの「No one left behind」という考え方
こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年度内に全国30店舗体制見込み)。
さて、(株)スモールジムは2023年10月月1日に、新たな「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」を策定しました。
新たなMVVはホームページでも公開していますので、こちらからご覧ください。
その背景にあるのは「No one left behind」という考え方です。
これは「誰ひとり取り残さない」「誰ひとり取りこぼさない」という意味です。
このことは先月末に行われた「スモールジム全国店長サミット」の中で明らかになりました。
フィットネス業界というのかフィットネスクラブというのかわかりませんが、これに関係する会社や人たちがやってきたのは「お客さんを取り残すこと」「お客さんを取りこぼすこと」です。
これはもう否定のしようがありません。
なんといっても、せっかくフィットネスをスタートさせても、1年以内に半分以上の人が辞める。
そのプロセスで懸命にお客さんに尽くしてきたかといえば、まったくそんなことはしていない。
毎月、お客さんの約20~40%が未利用低利用なのに放置しっぱなし。
「寝る子は起こすな」と、その間、連絡をすることもない。
なのに会費だけは勝手に引き落とす。
連絡するのは「値上げの案内」のみ。
社員は事務所にこもりっきりで、現場はアルバイトスタッフ任せ、または時間帯によっては無人。
これこそが「お客さんを取り残す」「お客さんを取りこぼす」ということです。
フィットネス業界やフィットネスクラブは上記のような方々を実質無視して、もともと運動が好きな人、またはもともと運動が得意な人だけを見てビジネスを行ってきたのです。
私たちはそういう経営姿勢を否定しています。
その考え方が「No one left behind」に反映されています。
とはいえ、この活動は簡単ではありません。
何故なら「からだをより良くすることが必要だけど、そこに関心がない人」「からだをより良くすることが必要だけど、それをやろうとしない人」にメッセージを届け、スモールジムに足を運んでいただく必要があるからです。
今までのように「ダイエットできます」とか「成果が出ます」というわけにはいかないのです。
現在、スモールジムの年間継続率は約85%です。
90%のジムもあります。
一般的なフィットネスクラブの倍ですが、それでもまだまだ取りこぼしています。
運動等の必要があるのに入会いただけていない方もたくさん取りこぼしています。
まだまだこれからといったところですが、課題と向き合いながら「No one left behind」を実現していきたいと思います。
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