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№5919:「自分の意見が相手の役に立つかもしれない。そのためにもしっかりしたアウトプットをしよう」
こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年度内に全国30店舗体制見込み)。
さて、FBL大学では、11月20日(月)から12月10日(日)の期間で第21期スタートコースの募集をします。
この期間はこれまで記してきたことを含めて「FBL大学」の考え方等を紹介をしていきます。
私は2013年11月にFBL大学をスタートさせるにあたって以下の8点を重視しました。
①目指す人材像から「逆算されたプログラム」
②「継続的」に学べる
③「高頻度」
④「場所や時間に左右されず」に学べる
⑤内容の「一貫性」
⑥「双方向」のやりとり
⑦提出物などの「課題とフィードバック」
⑧メンバー同士の「意見交流」
本日はここから「⑧メンバー同士の意見交換」についてコメントします。
まず最初にお断りしておくと、私は「意見交換が是」とは考えていません。
例えばですが、セミナーとか勉強会に参加すると必ず「メンバー同士の意見交換の時間」があります。
講師が30分くらい話して「では、ここまでの内容をグループでシェアしてください」みたいな感じで。
が、これって時間稼ぎ以外に何の意味があるのかと思います。
セミナーとか勉強会というのは講師の話を聞くために参加しているのです。
参加者と話す時間があるのなら、もっと講師の話を聞きたい。
私はそう思います。
また、もっと言えば参加者が成功者とは限りません。
成功していない人の話を聞いても「成功しない思考」を学ぶ(?)ことにしかなりません。
こう言うと「他の人の意見を聞くことで気づきが得られる」ということになるのですが、3日間合宿とか参加者同士の交流が図れているならまだ理解できるものの、セミナーとか勉強会でそんな時間は必要ないと思います。
やるなら明らかに優秀な講師認定のファシリテーター的な人が各グループに入るなどの工夫が必要です。
繰り返しですが、さっき会ったばかりの人と、いきなり感想のシェアをする意味が私にはわかりません。
当然、遠慮が入りますから余計に差し障りのない話になるし、それを嫌って踏み込んだことを言えば、場の空気が悪化します。
こう書くと「だったらお前もやるな!」と言われそうですが、私はそうならないような配慮をしています。
矛盾したことを言うようですが「意見交換自体」には意味があるからです。
FBL大学は設立11年目に入ったので、今はどんな組み合わせになっても大きな問題ありませんが、最初の頃は「誰と誰を同じグループにするか」といったことを事前に決めていました。
メンバー同士は知らなくても、私は各メンバーを知っていますので、相性等を予想することができます。
そうやって相乗効果をつくっていくことで意見交換、すなわちディスカッションの質も上がっていきます。
各自が「自分の意見が相手の役に立つかもしれない」と感じるようになるし、「その可能性のためにもしっかりしたアウトプットをしよう」と考えるようになるからです。
FBL大学はメンバーの切磋琢磨の結果、質の高いディスカッションが行われるようになっています。
会社の会議等とはまったく違う経験ができると思います。
★FBL大学に関心がある方はこちらのホームページをご覧ください。そして是非、ご参画ください。
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