すべての人に好かれる必要はない

こんにちは、カズマです。

学校時代と前職の会社にいた時の頃を振り返ると真っ先に思い浮かぶことがあります。

それは

人間関係」です

10代の頃はクラスメートからのいじめが多く、小中高ともにいじめがない年はありませんでした。※唯一高3だけは平和だった。

前職についてもまぁとにかく職場の人間関係に振り回されればかりで、ストレスの8割近くは対人関係が占めてたといっても過言ではありません。

ボク自身不器用すぎて仕事全体の6割もこなせないことが多かったせいもありますが、内心自分の適性に合わないことを無理やり続けていたような気もします。

当時は他に仕事がなかったことやその他諸々、できない理由ばかりを挙げて自分から行動しなかったせいもあるかもしれません。


1 一人の居場所

皆さん学校時代にこういうフレーズを聞いたことはありませんか。

”友達100人できるかな”

1966年に発表された「一年生になったら」というタイトルの歌があって、これはよく小学校の入学式に流れてたかと思いますが、

社会人になって改めて思いました。

断言します。

”不可能です”

同じクラスメート全員一人残らず仲良くなったことはないですし、周り見渡すと大勢の中でそれぞれグループが出来上がって、一人乗り遅れると孤立するというパターンを何度も見てきました。

社会人になっても同様です。

同じ職場でも10人中10人に好かれるなんてことは不可能であって、

一人に好かれたとしても、別の2〜3人は自分を嫌うか又は敵意を抱く。

あとの半分は無関心か接点がないかのどちらかでしょう。

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このこともあってか中途半端に人間関係について悩まされることが頻繁にありました。

今でも人間関係についてはわからないことが多いですし、もはや永遠の課題といっても過言ではありません。


先日Twitterか何かでロックバンドの”ザ・クロマニヨンズ”のボーカル:甲本ヒロトさんが自ら友達論について語ったエピソードを読んで心に響くものがあったので共有します。

Q:学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?

甲本ヒロト
「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」


甲本ヒロト
「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。」

甲本ヒロト
「ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。」

一人ひとり考え方と価値観が異なるわけであって、趣味嗜好と得意不得意が異なります。学校時代でも得意科目は高得点が取れますが苦手科目は平均以下ということだってよくあることですので、みんな違って当たり前なんです。

特定の個人に嫌われたとしても、それ以外の人と仲良くなればそれでいいですし、または誰とも話さず一人で過ごすのが好きだっていうのならそれで構わない。

幸せの形はひとそれぞれ違うんだから、無理に世間が勝手に作り上げた価値観にとらわれる必要もないんです。

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学校のクラスメートと顔を合わせたくない・どうしても拒否反応が出るのならフリースクールかまたはそれ以外のコミュニティに移ればいいですし、

今の会社・職場が合わないのなら転職すればいい。給料が下がったとしても固定費を減らせばいいだけの話です。

今いる場所の人間関係が合わなかったとしても、場所を変えることでストレスが大幅に減ったこともありますし、あの時やめてよかったなと思ったことは何度かあります。

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学校でこのように教わったかどうかはうろ覚えですが、こんなことを言われたことってありませんか。

”みんなの機嫌を取らなければいけません。”

”誰からも悪く思われないよう、誰に対しても愛想よく付き合っていかなければいけません。”

いやいや無理でしょ。常に頭を下げろって言ってるようなものですよ。

逆に生徒が先生に対して「先生は学校にいる人達全員の機嫌を取れるんですか?」て言われたら一体なんて答えるのだろう・・・

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自分にとって正しいと思ったことが相手にとっては正しくないというパターンだってよくありますし、互いの意見が噛み合わないことだってしょっちゅうあります。

それこそ社会人になってから問題起こしてる人なんてわんさかいます。

その人達の機嫌を取るためにこっちが一方的に神経をすり減らしてまで対応する必要なんてどこにもない。

上記行動ばかりしていると次第に自分の人生ではなく、他人の人生を生きていることになります。

”人に合わせるだけの薄っぺらい人生”

考えただけでもゾッとします。


2 人生で大切なのは「自分軸」

自らのペースで生きていいんです。

生きていれば自分と合わない人も出てきます。

前述のとおり、考え方や価値観が異なる者同士100%納得のいく形で接することは不可能です。

ありのままの自分を出して嫌われたならそれでいい。

当然のことであり、正常なことです。

万が一嫌われたとしても

まぁ仕方ないか」という感じで切り離すだけです。

嫌われてもいいと考えると、肩の荷が下ります。


芸能人だって嫌われることなんて沢山ありますし、

ある有名なYouTuberも「アンチコメントは来るけど、それ以外にファンの数が圧倒的多いので、自分のことが好きな人達を大事にしていけばいい」と話していました。

考え方次第で見え方も変わりますので、「嫌ならどうぞ私を嫌いになってください」と思ったほうが自分にとっても楽ですし、精神衛生上においても余計な思いをしなくてすむことでしょう。

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だいぶ長くなってしまいましたが、ボクがこれまで感じてきた体験談を綴ってみました。

ボク自身も集団行動が苦手ですし、旅行ですらも一人で行きたいと思うくらいですが寧ろその方が自分にとってはめちゃめちゃ居心地がいいので何も困ることはないです。運良くフィーリングの合う人がいたらそれはそれでラッキーっていう感じで思うことにしてます。

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人生まだまだ長いわけですし、大抵なんとかなるものです。

というわけでこの辺で終わりにします。

ありがとうございました。

Thank you for reading to the end.
Have a good day.





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