濁りは、旨味。
おはようございます。
今週も木曜日がやってきました。
もうこのnoteの毎週投稿は僕の中でルーティンとなっていて、どんなことをしているときだって、今週はどんなことを書こうかと考え続けています。
書き始めても、どうやったら面白くなるかを考え続け、それはもう、ウンザリするくらいに、頭から離れることはありません。
だって、少しでも気を抜くと、
あっという間に水曜日!時間が無い!一日で書き上げなきゃ!
なんてことがザラにありますからね。
そして、今これを書いているのが火曜日の朝。
今週は、「なぜ人は良い服を着るのか」という記事的なものか、『永遠の0』の感想をエッセイ風に書くか、どちらかで迷っていました。
しかし、今週の内容はどちらでもありません。
もちろん、この2つもいつか書くつもりですが、今週は僕にとってのnoteや色んな媒体を使って発信する意味を紐解いていく記事にしたいと思います。
まあ、簡単に言い換えると、悩んでいるわけですよ。
はじめに
さて、僕が毎週投稿を始めてから約3ヶ月が経ちました。
確認したところ、その間で15個の記事を投稿しています。
正直、多いのか少ないのかはよく分かりませんが、大体の記事が5,000字前後だということを鑑みたら、頑張ってる方なんじゃないですかねえ、、
しかし、そんな中で最近の僕のnoteを毎週書きながら抱いている悩みがあります。
というか、最近悩み始めてきました。
こだわりなんて捨ててしまった方が良いんじゃないのか?
ということです。
もっと飛躍すれば、毎週投稿している意味はあるのか?
となってしまいます。
noteを書く上でのこだわり
まずは、僕がnoteを書くときのこだわりから説明したいと思います。
➀ 自分が面白いと思う内容でないといけない
② フォロワー獲得を目的としない
③ できるだけ自分らしさを出す
この三つです。
発信する人、それぞれに譲れないこだわりがあり、それに基づいて日々の発信をしていることと思います。
そして、僕は本当にこんなことに拘っていいのかと疑念を抱き始めているのですよ。
➀ 自分が面白いと思う内容でないといけない
当然、自分が面白いとも何とも思わないような内容では、そもそも発信が続くはずがありません。
さらに、自分でさえも面白いと思わない内容を、読者の方たちが面白いと思うのでしょうか?
僕は決してそうは思いません。
自分が心から面白いと思うからこそ、読者の方たちも読んでくれるのだと信じています。
だからこそ、これまで自分が書きたい、面白いと思うことについてひたすら書き続けてきました。
しかし、現在のフォロワーは26人。
もちろん、フォローして下っている方がいるだけでも充分に喜ばしいことではあるのですが、どうしてもモチベーションが、ねえ。
どうしても、ねえ。
自分では、心から「面白い!」と思いながら書いているのに、それに対する直接的な評価(いいねが少ない・フォロワーが増えない)を見ると、「僕の投稿は面白くないのではないか?」とマイナスな考えになってしまうのですよ。
いや、まあ、面白くないのかもしれませんね、、
認めたくはありませんが、、、
これが、一つ目の悩みです。
② フォロワー獲得を目的としない
二つ目のこのこだわりは、数あるこだわりの中でも一番厄介なものだと思っています。
毎週投稿鵜をしていく上で、多くの方に読んでもらいたい。
それは、大きなモチベーションになるからです。
それでは、モチベーションを維持するためにフォロワーが増えるような記事を書けばいいじゃないですか。
そう考えるのは当然なことなのですが、僕はそうしたくはないのですよ。
大学でマーケティングのことも学んだというのに、全くそれを実践しようと思わないのですよ。
これについては後述します。
③ できるだけ自分らしさを出す
僕には承認欲求があります、まあまあ。
これまでは、これを友人たちに悟られるとバカにされることが多い劣悪な環境にいたもんですから、その欲求をただひたすらに心の奥に押し込んできました。
しかし、大学の友人たちは決してバカにすることもなく、寧ろ「承認欲求なんてあって当然でしょ?」と思っている人が多い(と僕は感じている)。
僕は自分にとって、優良な環境にいることができています。
だから、何の恥じらいも後ろめたさも感じることなく、好きなように自分を出しながらnoteを書くことができているのです。
しかし、ここでもそれなりに問題が出てきます。
そもそも、僕が面白い人間なのか?
ということです。
自分らしさを前面に出しながら文章を書くということは、内容の面白さだけでなく、僕自身の面白さも大切になってきます。
それでフォロワーも増えない、いいねも来ない、ということは、、、、
これ以上の言及はしないでおきましょう。
noteの毎週投稿を始めたころの僕は、このこだわりを持っていることによって良い方向に進んでいくと思っていたのに、今の僕は、このこだわりがあるからこそ良い方向に進んでいかないのではないか、と感じ始めています。
つまり、僕は今、分岐点にいるわけですね。
自分のこだわりを捨てず、いつか成果が出ることを信じて、毎週投稿をし続けるか。
それとも、
こだわりを一切捨て、マーケティング色が強めの投稿をし始めるのか。
プロダクトアウトとマーケットイン
以上の二股に分かれた選択肢は、それぞれプロダクトアウトとマーケットインというマーケティング用語に言い換えることができます。
この二つの用語の定義を、ネットで適当に拾ってきたものがこちら。
プロダクトアウトとは、企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論や計画を優先させる方法のことです。買い手(顧客)のニーズよりも、「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方です。
(引用:マーケティング用語集)
一方、マーケットインとは、ニーズを優先し、顧客の声や視点を重視して商品の企画・開発を行い、提供していくことです。プロダクトアウトの対義語であり、「顧客が望むものを作る」「売れるものだけを作り、提供する」という考え方です。
(引用:マーケティング用語集)
つまり、「自分のこだわりを捨てず、いつか成果が出ることを信じて、毎週投稿をし続けるか。」はプロダクトアウト。
「こだわりを一切捨て、マーケティング色が強めの投稿をし始めるのか。」はマーケットイン。
もちろん、僕はそれを分かった上で、敢えてプロダクトアウトの方を選んでいました。
書く理由
それでは、なぜプロダクトアウトの方を選択したのか。
それは、当初の僕はnoteに投稿してきた過去の記事たちを読んでもらえば、僕の全てが分かるようにしたかったからです。
このnoteを僕の代名詞にしたかったからです。
(何か答えが出た気がしますけど、もう少し続けますね。)
多くの人に読んでもらえるような文章を書き、記事を作り、フォロワーを集める。
それはとても崇高なことではありますが、そのアカウントが伸びれば伸びる程、それは僕から遠のいていきます。
僕が僕じゃなくなっていく気がするのです。
そんな風に、別の人格を多くの人に知られたところで、僕は何の面白みも感じませんし、やっている意味さえ分からなくなるほどでしょう。
だからこそ、僕は自分らしさを前面に出し、自分が面白いと思うことだけを書き続けたいのです。
そして、そんな真の僕を好きになってくれた上で、僕をフォローしてほしいのです。
それが、僕の幸せなのです。
これは、「毎週投稿している意味はあるのか?」という最近の悩みに対する答えとなりそうですね。
多くの方にフォローをしてもらって、たくさんのいいねを貰うことはとても幸せなことですが、それが目的ではありませんからね。
「読んで下さる方に楽しんでほしい!」と第一には思っていないことは、褒められたものではないかもしれませんが、ああ、なんか、スッキリしちゃいました。
書くと、頭の中を整理できるから、って言うのも書き続ける大きな要因の一つです。
さて、僕の悩みが良い方向へと向かいそうになっていますが、それだけに気を取られてしまうと、また数か月後くらいに同じ悩みが「こんにちは」してくるでしょう。
反省も忘れてはいけません。
反省点
山口周さんが、かつてTwitterで
「1アウトプットしようと思ったら最低100はインプットする」
と指摘していました。
これに則って考えると、僕のインプットは3ぐらいでしょう。
まだまだ、足りません。
それなりに読書を読んで、雑誌を読んで、を繰り返しても、僕の目指す「面白い人間」になれるはずがありません。
人間としての深みがありません。
「どうだ、俺、すっごく深い人間でしょう。」
みたいな文章を書く必要は全くなくて、深みのある人間が書く文章は、どんな内容であれ、どうしても面白くなっちゃうんだと思います。
だから、ただ書き続けるだけではなく、マーケティング的な行動を起こすのでもなく、深みの人間になるために、もっと読書をして、多くのことを経験して、そこで終わるのではなく「思考すること」までをインプットとして成長していくことを最優先にさせようと思います。
あ、だからと言って、マーケティング的な努力を疎かにしていいという訳でもありませんね。
「大学でマーケティングのことも学んだというのに、全くそれを実践しようと思わないのですよ。」みたいな言い訳はここまでにして、そこも、ちゃんと頑張らないといけませんね。
最後に
只の僕の思考の垂れ流しとも言える文章を、ここまで読んで下さった方々は本当にありがとうございます。
挑戦と反省を繰り返しながら、これからもっともっと面白い内容を書けるようになりますので、その僕の成長過程を温かく見守って下さったらとても嬉しいです。
有名な綾鷹のCMで、
「濁りは、旨味」という表現がありますが、
僕の今回の悩みをその濁りと捉え、それがあるからこそ、それを超えるからこそ、旨味のある記事が書くことができるようになると信じて、肩の力を抜きつつ、魂を込めて書いていきますので、これからをお楽しみに!
また、来週!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?