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#004_料理研究家・インテリアデザイナー行正り香さんのセミナーにて

昨日、料理研究家・生活空間プロデューサーである行正り香さんが、「人生をかえるリノベーション」という本を出版され、出版セミナー(東京国立博物館@上野)に行ってきました。

行正さんの名前を聞くと、料理研究家としてご存じの方も多いのではないでしょうか。
実際に「食べる専門」の私はまったくその行正さんの名前に触れる機会はありませんでした。
でも、かなり前から、インテリアデザイナーとして活躍のフィールドを広げられていまして、家内きっかけで名前を知り、”建築好き”ITアーキテクトである私としても、なにか学びがあるのでは、ということで1年ほど前からインスタをフォローしています。

肝心のセミナー内容ですが、
「自分の”好き”を自問自答することで”好き”に出会える」ということで、家に自分を合わせるのではなく、「自分の理想に家を合わせる」ために、いくつかポイントを挙げて頂きましたが、特に次の3点は印象的でした。
1.理想のイメージを実現するには、自分の「好き」を整理して分解する
2.リノベーションじゃなくても住まいは変わる→要は色々な手段がある!
3.リノベーションで印象を変えるのは「間取りを変える」ではなく、実は大きな面積を占める天井、壁、床を変える、そして、照明が重要!

この3点は、ITアーキテクトとして、HRテックエバンジェリストとして、活動している私にとって、とても参考になるものでして・・・
1.理想のイメージを実現するには、自分の「好き」を整理して分解する
  →クライアントがどうしたか、に光を当て、引き出す
2.リノベーションじゃなくても住まいは変わる→要は色々な手段がある!
  →「好き」「こうあるべき」を実現する手段、テクノロジーを学び続ける。実際に、行正さん、建築の構造、素材、家具、家電、電球、100均に至る小物までめっちゃ知ってます!こうならなアカンですね。

3.リノベーションで印象を変えるのは「間取りを変える」ではなく、大きな面積を占める天井、壁、床を変える、そして、照明が重要!
  →ハードではなく、ソフト、コンテンツによって印象は変わる。その空間への感性を磨き続ける”現場感”が重要
とあくまでも私の主観で置き換えてみました。

やはり、建築とシステムの構築へのアプローチって似てますし、とても参考になるものです。

ここまで似てると、若干ひねくれ者の私は、逆に違いはないのか、その違いも同様に発見したくなります(笑)

最後に、行正さんが、セミナーの冒頭でお話しされた次の2点はいくつか私に重なる部分もありとても共感しました。
・17年間、料理や英会話の教材、インテリアなど執筆を続け、50冊以上の本を出版してきた、それが今こうして実を結んでいる。続けることに意味がある
・電通在籍時代に料理研究家として出版のキャリアをスタートしたが、英語学習や建築、インテリアと、ご自身の”好き”をピボットしながらキャリアを重ねている

行正さんとは直接面識はないですが、行正さんのような方との出会い、ご縁からの学び、気づきは大事にしたいと思います。


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