#001_建築から学ぶ「美しいシステム」とは?
私は、大学時代は建築という全く畑違いの専攻をしていました。研究テーマは現代建築の巨匠ル・コルビュジエ(※)。
そのコルビュジエの有名な言葉「住宅は住むための機械である」は、ITアーキテクトである私の座右の銘となっています。
意味は「住宅は生活のための道具の一つに過ぎない」という意味ですが、コルビュジエは決して、住宅(建築)を自虐的に否定したわけではなく、住宅(建築)は「あくまでも住宅で生活を営む人によって心地よい、便利な住空間を提供すべきだ」という、アーキテクト(建築家)