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【サウナとキャンプが最高な信濃町】信濃町に暮らすということー秋・前編ー

信濃町出身、東京で暮らす26歳が月に一度、地元に帰り、感じたことをレポートする「信濃町に暮らすということ」シリーズ。7本目の今回は、秋・前編。
(6本目の「夏本番編」は現在鋭意執筆中です!)
毎月、信濃町に帰る中で感じること。それは

「自分だけがこんな素敵なところに行くのはもったいないな」

ということ。

そこで、大学時代の先輩と同級生に「とりあえず、信濃町行きましょう!」と声をかけたところ、快く!半分強引に、、?(笑)引き受けてくれました!
(お2人とも、お越しいただきありがとうございました!!)

今回は、人生で初めて信濃町を訪問する2人が、たった1日で信濃町のファンになってくれた、そんな内容になっております!
(いつか信濃町で一緒に面白い仕事ができるといいなぁ)

野尻湖から見た菅川集落。雰囲気あります。

とりあえず、大学の先輩に(自転車を漕がせて(失礼!))信濃町を満喫してもらった。

チャリと蕎麦畑と、青空。と、先輩。いい景色だ。

小林一茶先生、有り難うございます!先生のおかげで信濃町ファンがまた増えました!

新宿で飲んだ夜、締めのラーメンを食べながらのこと。

先輩「俺、短歌、好きなんだよね」

僕「おお、信濃町は小林一茶さんの生まれた場所なので来てください」

先輩「分かった」

僕「ほんとに来てくださいよ!明日連絡するんで!」

それから約2ヶ月、ついに実現することとなりました。

早朝の新幹線に乗って、東京から信濃町へ。

乗り換えの長野駅にて。朝早かったので少し眠そうな先輩ですね。

先輩が発見した「町内3館割引クーポン」

僕「とりあえず、今日は、黒姫童話館と、野尻湖ナウマンゾウ博物館と、小林一茶記念館行くので!チャリで!笑」

先輩「3館を全部回るなら、お得になるチケットあるみたいよ」

僕「そんなのあるんですか!」

僕も今まで知らなかったのですが、3館周遊きっぷという物凄くお得なチケットがあるんですね。みなさんも、信濃町にお越しの際は、ぜひご利用ください!


黒姫駅に着いた先輩。すでに嬉しそうですね。

ここからは、信濃町を満喫できて嬉しそうな先輩をいくつかご覧ください。
(文章にするのがめんどくさくなったわけでは決してありません。笑)

童話感を満喫する先輩。まだ家は買わないそうです。
ナウマンゾウの模型と先輩。時間の都合上、滞在が30分になってしまってごめんなさい。
一茶さんの銅像と先輩。銅像を見たので、いい句が書けそうと言ってました。
音声ガイド付きで真剣に勉強している先輩。

写真だけで恐縮ですが、こんな感じで、チャリで3館を1日で回るという強行スケジュールでしたが、信濃町を満喫してくれた先輩でした。

黒姫駅のレンタサイクルがとても便利でした!


信濃町といえば、駅そばでしょ!

僕は、信濃町に帰ってくると、子どもの頃からのソウルフードである駅そば(黒姫駅構内の立ち食い蕎麦屋さん)を食べるのですが、ここは個人的に世界一の蕎麦屋さんだと思っています。安くて、早くて、美味しい。

先輩「控えめに言って今まで食べた蕎麦の中で一番美味いな」

というわけで、先輩も認める世界一の蕎麦屋さんになりました!笑

僕はかき揚げそばが最も好きです。

また、遊びに来てください。

という弾丸の信濃町ツアーでしたが、同じ大学の先輩が信濃町に来てくれたのは初めてのことで、僕としても新鮮な経験ができました。
何より、同じ「まちづくり」について研究していたこともあり、信濃町のことについて様々議論できたことが、何よりも学びになりました。
そして、信濃町を知らない人に、僕の大切な故郷である信濃町をご案内できたということが何より嬉しかったです。
先輩、また信濃町に遊びに来てくださいね!今度は泊まりで、がっつりご案内させていただきます!

続いて、大学の同級生と、キャンプとサウナ。全身で信濃町を感じてもらった(心ゆくまでととのった)。

奨学金の授与式で偶然隣の席になった同級生

僕が大学2年生のとき、奨学金の授与式で偶然、隣の席になった同級生がいます。
僕は高知の学生で、彼は神奈川の学生。
授与式のとき、僕がひたすら高知の魅力を語流ので、一度、高知にも(車で)遊びに来てくれたこともある、なかなかフットワークの軽い人です。
地方創生にも関心があり、定期的に会って議論するのですが、最近、お互いにサウナが好きだということが発覚し、「サウナが好きなら、信濃町に来るしかないね」と言って、こちらも半分強引に信濃町に来てくれました。笑

とりあえず、ととのってもらった。

初めてのアウトドアサウナとのことで、信濃町で超有名な「THE SAUNA」さんへ。ここで心ゆくまで整ってもらいました。

THE SAUNAさん。アウトドアサウナ、信濃町という環境だからこそできるコンテンツですね!

森を歩く中で見えたこと。

日中は、信濃町の魅力の一つである「森」を探索。
僕が以前からお世話になっている方のご案内で2時間ほど、信濃町の森を歩きました。
「こんなに素晴らしい自然があると思わなかった」
現在、造園業を営む会社で庭師として働く同級生の嬉しい言葉。
そう、信濃町には素晴らしい自然、森、山、里がまだ残っているんです。
でも、現実は後継者不足や、経済的な側面から、管理が行き届かなくなっている部分が多い。
これからの地域を担う我々若者世代がしっかりと向き合わなければならない事実でもあります。
一方で、この素晴らしい環境を生かした取り組みもできると思っています。新型コロナウイルスの蔓延は、社会に大きなネガティブインパクトを与えましたが、逆にテレワークの拡大など、これからの仕事の仕方の可能性を開くというプラスの影響もあったと思います。
信濃町は、歩ける森、泳げる湖、息を呑むような美しい景色、豊かな食べ物がある。
所謂「田舎」という、以前までの「何もない」というイメージから、「豊かに暮らせる場所」としての可能性がここ数年で格段に大きくなっているように感じます。

いつか、仕事しよう!

今は別々の道で仕事をする我々ですが、僕は「まちづくり」という側面から、彼は「造園」という側面から、いつか一緒に仕事ができればいいなあと思っています。
仕事は違えど、志を高く持つ仲間と早いうちに出会い、友好を深めることは非常に大切なことだと思っています。
そして、信濃町が、いつか、どんな分野であれ、志を高く持つ若者たちの拠点になったらいいな、と本気で思っています。
そのためにも、まずは自分の志を高く持ち続けることが必要ですね!

第一次「信濃町のファンをじわじわ増やす作戦」(一般論よりも、目の前の人を信濃町のファンにする作戦)

僕は大学の時、「まちづくり」についてひたすら研究していました。
いろんな地域の取り組みを見てきたつもりですが、その中で、よく目にするのが、地域に人を呼び込むために、地域を有名にするために、広報を一生懸命やろう、何か目玉になるようなコンテンツを作ろう、というアプローチ。

この場合、目的が

「地域に人を呼び込むこと」「地域を有名にすること」

となり、

目的達成の手段が

「広報を一生懸命やろう」「目玉になるコンテンツを作ろう」

になります。

しかし、僕が思うのは

そもそも、地域に人を呼んだり、有名にすることの目的ってなんだっけ?というところ。

ここをしっかり掘り下げておかないと、自分がまちづくりに関わった時にブレてしまうと思う。だから、僕は信濃町で何かしたいのか。どんな地域の未来をつくりたいのか、ということを学生時代から考えています。これから信濃町で一緒に面白いことにチャレンジしていくであろう仲間たちとも、共有しておかなければならないことですね。

僕が信濃町を盛り上げたい理由はざっくりこんな感じです。
「地方から日本を盛り上げたいから」
「100年後も、子どもたちが笑って暮らせる信濃町をつくりたいから」

と、自分なりに大きな旗を立て、毎月地元に帰って活動する中で気づいたことは、

「俺って実は信濃町のこと全然知らないんじゃないの?」

ってこと。

もちろん、生まれたのは信濃町で、高校卒業の18歳まで住んだ場所も信濃町。
でも、考えてみると、学生時代を過ごした高知県の方が、知り合いもたくさんいるし、知っている美味しいものも多いんじゃないか?と。

なぜか。

大きな理由の一つは、自分が主体的に動いたことが圧倒的に多かったのが、高知県だから。だと思っています。
(高知県で過ごした時のことはまた改めて記事にしようと思います!)

自分が生まれる場所は選ぶことができないし、育つ環境も親の影響によるところが大きい。

でも、行く大学や地域は自分で選んだ。

「せっかく高知県に住むんだから、全部吸収して帰ってやろう」

と、大学入学の時に決めて動き続けた。
その結果、今では高知の魅力について、無限に語れるようになりました。
(東京に来てから高知県のことを語り過ぎて「高知県の営業マンか!」と突っ込まれることがよくあります笑)

で。

自分が信濃町で暮らした18年間。大学時代ほど主体的に動けていたかと問うと、残念ながら答えは「No」です。
だから、学生時代を過ごした高知県のこと以上に、「信濃町の魅力」について語れるようになることが、まずもっての目標となり、それなら、「信濃町を知らない人に信濃町を案内したらいいじゃん!」というアプローチになり、今回のように、信濃町をご案内して、満喫していただく、ということを始めたわけです。

少し話がそれましたが、僕のビジョン。大きく二つ。

「地方から日本を盛り上げたい」
「100年後も、子どもたちが笑って暮らせる信濃町をつくりたい」

そのためには、計画が必要で、もちろん仲間も大事。
まずは、自分のできることから、少しずつ取り組んでいきたいと思います!

いつか、若者の活気あふれる黒姫高原にしたいと思っています。

※最近、note見てます!と言われることが増えてきました。
いつも記事を読んでいただいている皆様、誠にありがとうございます!

次回は、「信濃町に暮らすということー秋・後編ー」をお届けします!


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