オールドレンズで見える世界。
こんにちは、kazukame12 の KAZU です。
オールドレンズを買いました。
Ai Nikkor50mm F1.4S
マニュアルフォーカス時代のレンズです。
比較的に綺麗なレンズで…
この状態の良い物は、なかなか無いと思い…
買ってもた。
笑
2月半ばから…4月はじめまで、3日しか休んでなかったから、自分に、ご褒美。笑
1977年の設計だと、教えてもらいました。
オールドレンズは、詳しくは無いですが、ピントを追い込むのは、楽しいですね。
もちろんオートフォーカスでも、ピント面は考えていましたが、オートフォーカスは「パッと」瞬間的に合うので、露出と構図に、ピント面が引き出す光のバランスやイメージをメインに、写真を撮っていたと思う。
オートフォーカスが早ければ早いほど…
どちらかといえば、商業写真に近いものがあるように思います。
型にはまっていくような、感覚。
それが間違えでは無いのですが、写真は自由であるべきだと思うのです。
マニュアルフォーカスだと、ピント面を動かすので、意図に繋がる空間に、気が付いたりします。
オートフォーカスの速さ = 良い写真
では…無いですね。
オートフォーカスの機能性よりも、イメージから設定や思い描いた構図で撮れる場所(撮影者の立ち位置)に、移動する正確さのほうが大事なんですね。
写真には、伝えるための「表現力」や「空気感」「質感」や「時間軸」その、いろんなイメージと意図が大切なのだと、改めて思います。
マニュアルフォーカスの、良いところを言うとすれば…
ピント面をゆっくり動かすことで、見えてくるものがある。
最初に、撮ろうとしたのは、こんな感じ…
僕は、基本的に楽しく撮りたいのが、メインですが…笑。
教えることもあるので、ちょっと、考えちゃいますね。
オールドレンズは、白とびしそうな部分が「飽和状態」に崩れる感じがありますが…
オールドレンズだと、楽しめます。
撮っていて、この光の飽和状態が、LEICAと同じように感じました。
LEICAじゃなくても…
光を吸い込んだような感じ、撮れるやん。♡
って、テンションが上がりました。
シャープネスは、当たり前ですがLEICAの方が硬いです。
ただ…LEICAは、接写出来ない制限がされているのかな?
(80cmくらい離れたところからピントが合う)
理由は、きっと…
シャープに作られたレンズの背景の荒れ対策と、レンジファインダーの素通しで見るファインダー。
2つの映像を合わせてピントを合わせる作業をするので、近すぎるとピント合わせが出来ないから、近くを撮る設計になってないのだと思います。
ファインダーの都合上の設計なのでしょうね。
触ったことはないけど…LEICAにも、普通のファインダーもあります。
Nikkor 50mmは、ファインダーで、レンズ越しに見て撮影する一般的なスタイルなので、レンズに入る光の揺らぎみたな変化もリアルに感じるので、センサーに届く光を確実に認識しながら撮影が出来ます。
普通に45cmまで接近して撮れます。
F1.4では、ピント面に柔らかさを感じるので、オールドレンズらしい写りでドラマティックです。
ボケも45cmまで近付けるので、ボケを作る要素(カメラの撮像面と被写体の距離…)からの、柔らかさを出せるので、空気感を作るように感じます。
3次元的ハイファイの思想は、Nikonに昔からあったのでしょうか?
硬いLEICAか? 柔らかなNikonか?
個人的には、背景のボケが綺麗だと嬉しい…
ま。
どちらも欲しいなら…
Zレンズ買えば、開放から細い線でありながら、とてもシャープ、ボケも現代のレンズの中でもトップクラスに入るくらい、美しくとろけるボケなので、満足出来ますね。
でも、オールドレンズは楽しいですね。
LEICAは…100万するレンズですが、こんな2万ちょっとのレンズと、飽和状態が同じ感じ!なんて言うと…
怒られるでしょうか?
笑
大丈夫ですね。
ただ、同じに見えたのだから、それ以上でも、以下でもない素直な感想ですからね。
(映画を見ても、海外と日本のシャドウの使い方が違います。当たり前ですが、光の扱いも変わりますよね。)
Ai Nikkor 50mm f/1.4 s
パッと撮っただけですが、作例としてはリアルで良いかな?
1枚目は、木の葉が風に動き出す中で、八分休符入れてからのシャッター…笑、「ウン、パシャ」みたいな感覚で、影をつかまえてみました。
何枚か、撮影したけれど、マニュアルフォーカスが、嫌にならなかったので…笑
今のところは、素直に楽しんでいます。
アトムレンズみたいな強烈なフレアやゴーストは無いです。
なので、使いやすいオールドレンズと言った感じが、第一印象でした。
Zレンズが、開放でもシャープなので、久しぶりに、「あっ少し絞らないと…」なんて作業があって、楽しいです。笑
新しいレンズでは、絞らないとシャープに撮れない…なんて、もう無いですよね。
ミラーレス時代のレンズは、ピント面のシャープネスを担保されているので、被写界深度をコントロールするだけで、表現が出来るので使いやすいです。
オールドレンズは、表現力と言うよりも、フィルター効果として考えると、入りやすいですが…
年代や個体差で変わるので、買うのが難しいです。
オールドレンズお持ちの方は、いますか?
いい相棒と出会えたなら、沢山写真を撮って、楽しみましょうね~。
それでは、良い写真ライフを!
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