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事業創造デザイン⓪全時期共通

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事業創造の全フェーズ共通時期。主に以下に当てはまるおススメ記事。 ・ビジネス思考法の基礎を押さえる ・企業内で新規事業開発を進める ・答えのない困難に直面した時に読む
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記事一覧

新規事業開発・スタートアップ 鉄板書籍ガイド100(2024年版)

「新規事業開発担当になったのだけれど、どんな情報を参考にすればいいの?」 「スタートアップでの起業を考えているけれど、限られた時間で何から押さえればよいかわからない」 「実践する立場、伴走する立場で活かせる情報に悩んでいる」 僕はこれまで、事業創造デザイナー/中小企業診断士として、社会人や学生などで新規事業やスタートアップを志すイノベーター約500名ほどの伴走支援をしてきました。多くの方が、冒頭の悩みを抱えていました。誰もが限られた時間の中で、アイデア実現のための拠り所を探

新規事業開発「はじめの一歩」の教科書

この記事は「ゼロからの新規事業コンセプトづくり」について、知っておきたい12Stepをまとめたものです。初心者の方でも一歩踏み出せるきっかけになる内容を目指しました。 基礎を知り、コンセプト作成・仮説検証を進め、事業化に向け活かして頂けると嬉しいです!! 新規事業開発・スタートアップに興味がある、始めてみたい社会人・学生 陥りやすい「ワナ」≒落とし穴について知りたい人 押さえたい「ツボ」≒アイデア実現の勘所を知りたい人 実行中の新規事業の進め方を網羅的にチェックした

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのために次のチャレンジとしてどんなアクションを取ろうと思っているかも最終章にまとめよ

bosyuというサービスをクローズするまでのPM目線の振り返り

bosyuというサービスにプロダクトマネージャーとして関わってきたが、紆余曲折あってサービスをクローズすることとなった。 記憶がまだ残っているうちに、どのような関わりをして、その上で何を学んだかを簡単に残しておくことにした。 関わった経緯bosyuはもともとBasecampの坪田さんが作られたサービスで、それを株式会社キャスターが事業譲受したものだ。その当時の私はフリーランスとしてキャスター社に関わっていて、日程調整ツールのbiskettを作ったり、採用代行サービスのCA

スタートアップに入社して、社長になって、会社を売却した話

やっといろんなことが少し落ち着いてきて、タイトルの通り、とても貴重かつ刺激的な体験をさせてもらったので、自分の備忘録も込めて、書き残しておこうと思います。 1社員として入社してから、約4年間での出来事なんですが、私の人生自体も大きく変わったように思います。 社員として入社し、1年半で社長になるまで それまでは大手(楽天とリクルート)にいたのですが、学生時代の先輩に声をかけられて、今の会社に営業メンバーとして入社しました。 もともと営業経験もなく、開発畑で育ったこともあり、

36歳で印刷会社の社長になった僕が、減り続ける売上をなんとか立て直した話

僕が35歳のとき、父親がガンになりました。 父は印刷会社を創業し、以来ずっと社長をしていました。しかし、ガンのこともあったのでしょう。急に僕を呼び出して「おまえ、来年から社長な」と告げたのです。 ちなみに治療はうまくいき今はピンピンしていますが、病気のことがなかったら、このタイミングで社長になることはなかったかもしれません。 僕は36歳で、印刷会社の二代目社長になりました。 このnoteは、印刷会社の息子として生まれ、36歳で継承し、業界が下降トレンドのなか、なんとか

アート思考の基本的な考え方

アートは極端に言えばなくても良いものです。 アートがなければ生きていけないか?アーティストを除いて多くの人にとって生きていく上でそれほど重要とされているものではありません。何に使うか?難解でむしろ必要でもないモノ。一方、アートは豊かさや権力、富の象徴、または投資の対象でもあります。近年、アートの市場価値はアジア圏特に中国を中心に拡大傾向にあります。 アート思考とはアート市場の話ではなく、アートと個人の内面の話です。アート思考の概念は大きく分けて外的要因としてのアート、内的要

SNSをあっためる

ギルドの協会代表、メディア集客スペシャリストマスターのまぁるいカリスマです。 この記事は『SNSをあたためる』という講座の内容をまとめたものです。無料セミナーに来られた方は振り返り、まだ参加したことのない方はチラ見の目的で使っていただけると嬉しいです。 初めてSNSの運用担当になった人や、SNSマーケティング初学者に参考になる記事だと思います。 SNSはメディア集客の入口メディアを活用した集客するためのコンテンツ設計において、SNSは入口となる重要な部分です。今回はSN

未来思考スイッチ#12 「意味のイノベーション」をひねってみる

コト価値の変化で起こっているのは「意味の転換」。 前々回のコラム(#10)の冒頭に、モノの価値からコトの価値への変化について触れました。引き続き、そこで起きている「意味のイノベーション」について考えてみましょう。 「意味のイノベーション」は、イタリア・ミラノ工科大学のロベルト・ベルガンティ教授が提唱した考え方です。わかりやすい事例として「電気の登場で『明かり』の役割がなくなったロウソクを、『ぬくもり』としての意味に再定義し、電気を消して居心地のよいひと時を提供するアロマキ

【保存版】抽象度を上げることと、曖昧にすることは別モノ|正しい抽象度の上げ方

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。 今回は「正しい抽象度の上げ方」について解説します。 コーチングの大事な要素に「抽象度」という言葉があります。 特にゴール設定において大事な概念なのですが、この抽象度は分かるようで、しっかり理解しようとすると難しいため、間違った抽象度の上げ方をしている人が結構います。 今回は「正しい抽象度の上げ方」について詳しく解説します。 抽象度を上げるとはどういうことか?コーチングでは「ゴール設定」をする際には 「現状の外側に、よ

新規事業開発の負け方には法則がある

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」 心形刀流・松浦静山の『常静子剣談』にあるこの一文は、プロ野球監督時代の野村克也氏の語録としても有名です。 こんにちは、CRO Hackの松尾です。わたしはこのCRO Hackの編集長として、また普段はリブ・コンサルティングで事業開発専門のコンサルティングチームを率いる立場として、年間約30プロジェクトの新規事業開発に携わってきました。 いまや新規事業は、大企業はもちろん、業界の中堅・中小企業、成長過程のスタートアップ

株式会社CHAT NOVELを解散します

0.導入株式会社CHAT NOVEL代表の舘です。 弊社ではチャット小説アプリ「CHAT NOVEL」(iOS/Android/WEB)を提供しておりましたが、この度事業規模を縮小し、また会社を解散する方針を決めました。 事業規模の縮小とはサービスの停止を指すものではなく、今まで作って来た900を超える作品もありますし、現状楽しんで頂いているユーザー様もいらっしゃるので「新規作品作成の停止」を指します。 ストックされた作品があるので、まだしばらく新作は出ますが、またサー

Sophiaのクローズと近況報告

お久しぶりです。ストライドの舘と申します。 平成最後の夏も終わり、9月を迎えてしまいました。 だいぶ前の話になってしまいますし、関係者各位には一応既にご連絡させて頂いたのですが、稼げるQ&Aアプリ「Sophia」をクローズしました。関わって頂いた方には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 運営は非常に短い間になってしまったのですが、それぞれ3点づつほど沿革と近況報告をさせて頂ければと思います。 Sophiaとはどんなサービスだったか? ①専門家に質問できるQ&A

事業開発者を目指す人に30歳までに読んでほしいビジネス書籍 名著20選

事業開発をチームで進めていく中で、どうしても前提知識のばらつきが気になっていました。そこで、「みんな、これくらいは前提知識で必ず持っていてほしい」という書籍を一覧化して教科書指定したいと思い、これまで数百冊ビジネス本を読んできた中で、これはという名著をピックアップしました。事業開発、イノベーション、新規事業を行う人にとっての読むべき価値ある名著を紹介します。 イノベーションの理解事業開発は、つまるとところイノベーションです。そのため、イノベーションとは何なのか?その基礎的な