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【起業・本】起業時に勉強になった本②:成功者の告白 - 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

前回は、起業初期のマーケティングで「トラクション」という本を紹介したが、今回は、仕事と家庭関係についての本「成功者の告白」。


起業に関しては、ビジネス面での成功のノウハウや成功に至るまでのストーリーを書かれていることは多いと思うが、仕事と家庭に焦点を当てた本は少ないと思う。

確か、この本は、メルプ創業直後くらいに読んで(読んだ時は、まだ子供はいなかったが結婚はしていた)、ビジネス成功の負の側面の描写がリアルすぎて空恐ろしくなった記憶がある。読んでから、この本の内容のことが、絶えず頭の片隅にあって、特にビジネスがうまくいき始めた時こそ、家庭を大事にしないといけないと思って今に至る(実際に私ができたかどうかは、、、

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起業して成功するためには?

「タイミングだよ。つまり、いつ市場に参入するかが鍵なんだ。参入タイミングさえ間違えなければ、順調に会社は立ち上がる。」

■成功するビジネスモデルのチェックポイント3つ

1)このビジネスまたは商品が成長カーブのどこに位置づけられているのか

  • プロダクトライフサイクルの導入期もしくは成長期前半

  • 成長期はその事業で得られる収益の80-85%が得られる。残りの15-20%を導入期と成熟期が分けるので、それぞれ7.5-10%しか儲からない。成長期には参入しない方が良いという意見もあるが、正確には成長期の後半は競争が激しいから儲からないということ

  • 成長期前半をどうやって見つけるかが鍵になるが、1つの方法としては既存市場のニッチを狙う。一見成熟した市場でも、専門化できるような隙間を見つければ、新しい成長カーブを作ることができる。この本では、外国人に特化したHP制作という成熟したHP市場のニッチという立ち位置で話が進む

2)市場優位性:ライバル会社との比較で優位性があるかどうか

  • 参入障壁が低いビジネスの場合は、立ち上げたビジネスが大きくなったら、次々と競合が出てくる可能性があるが、それを、起業当初から心配していたも仕方がない。スピード勝負で先行者利益をとることが重要

3)ビジネスを継続するために十分な粗利が確保できるモデルか

  • 大企業は資本力があるから粗利3-4割あればビジネスを成立できる→ベンチャーは、住宅のような高額品を売るのでなければ、最低5-6割は粗利が必要

■新規顧客の開拓方法


続きは、こちらに記載しています。


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