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人事は実力主義の文化を創る

人事という仕事についてみなさまといっしょに考える旅をスタートし、約1か月が経ちました。

人事の「目的」という一合目を登りましたので、二合目は人事の「手段」について、みなさんと考えてみたいと思います。

人事の「手段」とは、言い換えれば「戦術」です。

そして結論から申し上げると、戦術の第一番目は「実力主義の文化を創る」ことにあると考えています。

「主義?古くせー」

「なんかマウンティングっぽい」

「あたりまえだし」

と言われるのではないかと心配ですが、現実の組織の中で、この「あたりまえ」とも思えることが、高頻度でそぐわない事例生じること、またそれを実行できておらず大変なことになった事例を経験してきました。

「それは何故か?」 コンテクストは割愛しますが、現実の人事は、多くの場合、「主観(感覚)」と「人間関係」で決まるからです。(飲み会ネタではないのですが、、、、。)

もちろんどちらも重要な判断基準になり得るものであることは承知しているのですが、そもそもこれらは「実力」とはレイヤーの異なるものであり、どちらも補完的に使用される手段だと思います。

「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」

現在の中国を「ゼロイチ」から作ったと言っても過言ではない、鄧小平さんの名言(四川省の故事)ですが、これは人事が迷ったら立ち戻るべき戦術上の「金言」です。

ヒトをネコに例えることや、少々上から目線ともとれる格言であることは、ご容赦頂きたいのですが、みなさまはいかが思われますか?

とはいえ「実力」という言葉はまだまだ抽象的なので、次回以降定義する(人事の実務)方法論を論点としたいと思います。



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