人事はオープンな組織を創る
人事の手段について5番目の最後の手段をみなさんと考えてみたいと思います。
それは、ズバリ「オープンな組織を創る」ということです。
「えー言い古されてるし」
「それって採用のこと?」
「セキュリティーが守れない!」
といったリアクションがあろうかと思います。
しかし、とかく人事の仕事はとかく「内向き」になりがちなものですが、「イノベーションやカイゼンが人事の目的」であることに常に立ち戻るとその理由が見えてきます。
なぜなら、会社はともすると「同質的」になるのは必然のことで、なんらかのきっかけ、つまり「異なる視点」なくして「新しい発想」「新しい手段」を思いつくには時間を要します。
故に人事は、ビジネスリーダーに「内部経営資源の活用・融合・獲得」だけでなく、「外部資源の活用」の具体案を提示することが大変有効です。
具体的には「外部人材の採用」ということもさることながら「外部専門家」や「外部専門機関(BPO)」「ギグワーカー」等々の「異なる視点や高度な知恵」を持つリソースをその時々に応じて上手に活用するということです。
結果として、思わぬ相乗効果と時間短縮が実現できます。
「社内外の垣根を低くすること」、「オープンなリソースに目配せし、カードを持っておくこと」「上手に使えるスキルを持つこと」この3つの実践を人事のみなさんへお勧めします。
「柔軟性」と「スピード」こそ大切だからなのですが、みなさんはどのように思われますか?
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