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木下闇の日記

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日々の想ったことなど日記📔 木下闇(このしたやみ)とは、木々の影でできる闇のこと。 怖くない、「優しい暗闇」のこと。 感動や喜び、苦しみや負の想いも一緒に。
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#言葉

4: ひとり散歩。

夜の帳(とばり)がおり、さらに深い時間。深夜、夜明け前、

この時間の散歩がすき。

今は、朝4時頃にはもう朝ぼらけ。夜と明けを愉しむには3時半頃から出るのがベスト。

街は寝静まり、歩きながら1人考え事するのに最適な静けさ。

日中の散歩は、様々な生活や交通の音、人の「気」があちこちにあり、気が散ってしまう。

今の時期は、もう雲が厚く、星も観測しづらい日も多い。

かわりにカエル達の声。水田を

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3: 雨。ぽつしとさわざぁ。

夜明け前の散歩に出たとたん、ぽつぽつ…。踵を返して傘を取りに行く。

雨の散歩もすき。傘をさしてると、姿を隠せてなんとなく落ち着く。変?

傘越しに外灯をみる。雨粒がとってもきれい。

雨水が雑音を吸い込んで、辺りは静かになる。家にいるときの雨も、周辺を静かにしてくれるし、しとしとざぁざぁ。すき。

雨天の独特の香りと肌寒さ。

耳元で聞こえる傘に落ちる雨、家々の屋根に当たる雨、側溝の中を流れる雨

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