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日記/エッセイ

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身近な出来事から、思考を飛ばす。そんなエッセイを心がけて書いております。
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#コラム

視点を変えるだけでは不十分

「めでたし、めでたし?」と題して、涙を流す鬼の子と共に、子どもの手書き風に『ボクのおとう…

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否定と肯定、どちらが先か。

友人達と話しているときに、過去に戻って一つだけやり直せるとしたら、いつ・何をするかという…

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共感性ガールの魔法

以前、共感性が高すぎる女性と仕事をしていた。 彼女はお話好きで、いろんな話をしてくれる。…

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安心感が感性を削ぐ

朝、まだ脳が覚めやらぬ通勤中の電車内で、ふと「そういえば、この前行った個展が素敵だったな…

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今こそ、創作活動をすべきです

芸術史、特に美術史から見て、世の中が飢餓や疫病・内乱・大災害に見舞われた時にこそ、人々は…

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お医者様なんて怖くない

病院やお医者様が苦手だ。 「ちょっと風邪気味だから」といって病院へ行く人に気持ちが分から…

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私を象る癖のこと

横断歩道で信号待ちをしていた時のこと、ふとショーウィンドウに目をむけ、映る自分の姿を見て愕然とした。 当たり前のように、コートのポケットに手を入れていたからだ。 そんな大袈裟に驚くことはないと思われるかもしれないが、「ポケットに手を入れて歩かないこと」というのは、私が決めた今年の目標のひとつだった。 うっかりなら仕方がない気もするが、私が驚いた理由は「当たり前のように」ポケットに手を入れていたこと。思い返してみると、少なく見積もっても3月以降はほぼ毎日のようにそうしてい

恥じらいは必要です

かつて塾で担当をしていた生徒から連絡がきた。 管弦楽団のサークルに入っている彼女は、定期…

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野暮との闘い

おそらく、多くの人は心のどこかで「粋な人」だと思われたい願望を持っていて、「野暮なやつ」…

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置き手紙note

私の仕事の半分は、教育や教材の論文研究や先行研究の調査がメインで、ひたすら文字と向き合う…

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みんな特別になりたいのです

会社への行き帰り、なるべく道を変えている。 昨年4月に転職をしたので、もうすぐ1年が経とう…

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天才たちの言い訳

「言い訳」と聞くと、ネガティブなイメージを抱いてしまいがちである。 しかし、行動に付随す…

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たった一画、たった一線、たった一言

文字を書くことが好きだ。 幼少期から書道をやっているせいか、字に関して褒められた経験が多…

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視点は奥の、奥の、奥へ

前職は塾講師だったと度々書いてきていたのだが、実はWワークをしており、経済的な本職は大学職員であった。職員と言えど派遣職員で、定時で帰宅し、なるべく早く塾へ行けるというメリットがあったから選んだ仕事だ。 経済的な本職は派遣の大学職員。 心の本職はアルバイトの塾講師。 体良く言えばそんなとこ。しかし正直なところ、生活は幼稚園教諭や専門学校勤めの頃の貯金を切り崩すこともあった。それでも塾講師を続けたかったのだ。 でも、さすがにその生活を続けていくのは、30歳を過ぎた独身の私