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日記/エッセイ

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身近な出来事から、思考を飛ばす。そんなエッセイを心がけて書いております。
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2020年3月の記事一覧

お医者様なんて怖くない

病院やお医者様が苦手だ。 「ちょっと風邪気味だから」といって病院へ行く人に気持ちが分から…

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私を象る癖のこと

横断歩道で信号待ちをしていた時のこと、ふとショーウィンドウに目をむけ、映る自分の姿を見て…

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私に読書が必要な理由

好奇心というものは、ただ持てばいいというものではない。何でもかんでも興味を持って、あれも…

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腑に落ちたときの快感

絵を描くことと、字を書くことは似ている。 このようなことは、あらゆるところで言われている…

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漠然とした敵には、言葉を。

私は、パンジーが嫌いだった。 家の花壇に、母がパンジーを植えるたびに、早くほかの花になら…

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人を魅力的にするものは…

盆栽において、壊死して枯れた部分を持ち合わせているものほど、その価値が高くなる。 自然の…

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自信と好きは別物だと思うのです

知り合いと会った。 正直、あまり仲良くはない。 以前から何度かご飯に誘われていたのを断ってきてしまった負い目と、ちょうど暇だったという気紛れから、自他共に認める八方美人である私は食事に行くことにした。 もちろん悪い人ではない。 ただただ、なんとなく疲れる。 まぁ馬が合わないのだろうと私は思っているが、それが相手は違うようで。 とにかく、せっかく会うのでたくさん話をした。話をしていれば、合う合わないに関わらず得るものがあると思ったからだ。 その人から見て、私は自分に自信

恥じらいは必要です

かつて塾で担当をしていた生徒から連絡がきた。 管弦楽団のサークルに入っている彼女は、定期…

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野暮との闘い

おそらく、多くの人は心のどこかで「粋な人」だと思われたい願望を持っていて、「野暮なやつ」…

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置き手紙note

私の仕事の半分は、教育や教材の論文研究や先行研究の調査がメインで、ひたすら文字と向き合う…

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みんな特別になりたいのです

会社への行き帰り、なるべく道を変えている。 昨年4月に転職をしたので、もうすぐ1年が経とう…

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天才たちの言い訳

「言い訳」と聞くと、ネガティブなイメージを抱いてしまいがちである。 しかし、行動に付随す…

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たった一画、たった一線、たった一言

文字を書くことが好きだ。 幼少期から書道をやっているせいか、字に関して褒められた経験が多…

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視点は奥の、奥の、奥へ

前職は塾講師だったと度々書いてきていたのだが、実はWワークをしており、経済的な本職は大学職員であった。職員と言えど派遣職員で、定時で帰宅し、なるべく早く塾へ行けるというメリットがあったから選んだ仕事だ。 経済的な本職は派遣の大学職員。 心の本職はアルバイトの塾講師。 体良く言えばそんなとこ。しかし正直なところ、生活は幼稚園教諭や専門学校勤めの頃の貯金を切り崩すこともあった。それでも塾講師を続けたかったのだ。 でも、さすがにその生活を続けていくのは、30歳を過ぎた独身の私