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パクチー粥のレシピ ( 消化促進、ストレス解消、冷え解消に )

新しいレシピを書きました。是非以下の記事をご覧ください!(2023/03/15追記)



パクチニストのみなさん、根っこの付いているパクチーをみつけたら、即買いです!パクチーの根っこを普段のお料理と一緒に煮込むと、お料理の深みが格段にアップ。スープ、カレー、おかゆなど、コトコト煮込む系のときに力を発揮します。

パクチーはエスニック料理だけでなく、薬膳のお料理でも頻繁に登場します。パクチーの薬効の高さはすばらしく、消化を促進してくれたり、ストレス解消効果が期待できるのだとか。さらに発汗作用があるため、汗をかきにくい秋から冬にもおすすめの食材です。

パクチーの旨味をとことん堪能するパクチー粥。パクチー好きの皆さんにぜひ試していただきたい一品です。


根つきのパクチーは即買い!「パクチー粥」

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生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米     ・・・半合
 ▶︎ 水      ・・・700ml
 ▶︎ 桜えび    ・・・ふたつまみ
 ▶︎ パクチー   ・・・好きなだけ
 ▶︎ ナンプラー  ・・・小さじ1
 ▶︎ 塩      ・・・小さじ1/3
お好みで
 ▷ クコの実、カシューナッツ


【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、水700ml、桜えび(ふたつまみ)を入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
パクチーの下ごしらえをする。
茎は3cm幅に切る。
根っこの部分はよく洗い鍋に入れる。

③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、
鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。

④ナンプラーと塩で味をととのえる。
鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
フタをして10分蒸らす。
たっぷりのパクチー、お好みでクコの実とカシューナッツともに器に盛りつけたら完成!


【 つくりかた (写真つき)】


ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!

①準備

レシピ01

水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、水700ml、桜えび(ふたつまみ)を入れます

お鍋はもちろん土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものはどうしても焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。

このタイミングで桜えびを入れることで、ダシの役割を果たします。自然な旨味がおかゆに広がります。

②中火

レシピ02

用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。

鍋の温度が上がるのを待つ間に、具材の下ごしらえをします。

パクチーの葉をつみ、茎を3cm幅に切ります
根っこの部分を流水で丁寧に洗い、お鍋の中に入れます
パクチーの葉の部分は加熱すると香りが飛んでしまいまうため、お鍋に入れるのは根の部分だけです。

クコの実を水につけておきます。さっと流水で表面の汚れをとって、水につけてやわらかくします。

③弱火

レシピ03

表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。

お鍋にお箸をはさんで、そのまま30分間弱火にかけます

写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。

④仕上

レシピ04

30分弱火にかけたら、ナンプラー(小さじ1)、お塩(小さじ1/4〜1/3)を入れて味をととのえます。全体を混ぜたら火を止めます
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

さらに10分間、フタをして蒸らします
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。

たっぷりのパクチーと、お好みでクコの実、カシューナッツとともに盛りつけたら完成です

パクチーのいい香りが広がる広がる〜!家族にパクチー嫌いの方がいたら気をつけた方がよいかもしれません……かなりパクチーの香りがたちます。

パクチーと相性抜群のナンプラーが入るので、エスニックな風味のこなれたお味です。おいしい〜!

ちなみに、煮込んだパクチーの根はcan eat!丸ごとおいしく食べられますよ◎ お味は、ごぼう風味の味の濃いパクチー…という感じでしょうか。タイ料理をよく召し上がる方なら「あっ、この味、パクチーの根だったんだ!」と気づくかもしれません。

根つきのパクチーを上野でGET!

今回使用した根っこつきのパクチーは上野アメ横の京和商店さんで1束200円で購入しました。

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近所のスーパーだと1株で200円〜するのに、なんと4株も入っていました!香りもとってもフレッシュ!立派な根っこは新鮮な証です◎

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パクチーの根っこは冷凍保存ができるのだとか。少量でも旨味がでる隠し味、大切にとっておきましょう。

京和商店さんは、アメ横のメイン通りにあります。

コンビニよりも小さい店内はいつも大盛況!お客さんはほとんどがアジア系の海外の方です。

豚足や、ラム肉、油辣椒など本格的な中華系食材が所狭しと並べられています。薬膳系の食材も少量でお安く売っていて、ながめているだけでとってもおもしろいです。

日によって品揃えが変わるので、「必ずパクチーが置いてあるお店ですよ!」とまでは言い切れないのですが、結構な確率でパクチーが店先に並んでいます。ただし、根っこはついているときと、ついていないときとあります。これまた運!

売っていたらラッキーくらいの気持ちで、上野に行く機会があったらぜひのぞいてみてください!


さて、今回のおかゆと同様、ナンプラーを使ったおかゆに『ナンプラー香る「アジアン肉団子粥」』があります!袋で肉団子を作るので、と〜っても簡単。肉の旨味が入ることで、さらにお店の味、という感じです。

ぜひ作ってみてくださいね。

明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!

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