じゃがセロリ粥のレシピ ( むくみ解消、高血圧予防、ほてり対策に )
「芋粥」は一般的にさつまいものおかゆを指しますが、芋は芋でもじゃがいもを使ったおかゆを試したことはありますか?おかゆに入れるじゃがいもはほっくほくに仕上がって、と〜〜ってもおいしいのです!
さらに、今回はセロリも入れることでむくみ解消効果・身体の巡りをよくする効果をアップさせました。
じゃがいも・セロリに含まれるカリウムには、血圧を下げる効果や、むくみを緩和する効果が期待できます。寒くなってくると水分補給が減るうえ、汗をかきにくくなるので、利尿作用のあるお野菜を取って身体の巡りを維持できるとうれしいですね。
もちろんおいしさもアップ。セロリを早い段階でお鍋に入れることで、セロリにぎゅっと詰まった旨味成分がおかゆにたっぷり染み込ませます。コンソメの旨味のかなりの部分をセロリが占めていることからもわかるように、煮込んだセロリは他のお野菜では出せない底力のようなものがあります。
じゃがいもがほっくほく!「じゃがセロリ粥」
生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。
記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・半合
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 中華だし ・・・小さじ1
▶︎ セロリ ・・・1本
▶︎ じゃがいも ・・・中1個
▶︎ 塩 ・・・小さじ1/3〜1/2
おこのみで
▷オリーブオイル
【 レシピ 】
①厚手の鍋によく研いだ米、中華だし、水700mlを入れる。
②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
セロリを1cm角に切り、鍋に入れる。
じゃがいもを一口大に切り、水にさらしておく。
③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、
鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。
途中、タイマーが残り10分になったら、じゃがいもを入れる。
④塩で味をととのえる。
鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
フタをして10分蒸らす。
お好みでオリーブオイルとともに器に盛りつけたら完成!
【 つくりかた (写真つき)】
ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!
①準備
水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます。
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、中華だし(小さじ1)、水700mlを入れます。
お鍋はもちろん土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものはどうしても焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。
②中火
用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。
お鍋の火を横目で見守りながら、具材の下ごしらえをしていきます。
セロリを1cm角に切り、お鍋に入れます。
今回はとろとろに煮込むのでセロリのスジは取らなくても気になりませんでした。そのままザクザクザクと切ってしまって大丈夫です。
※セロリの葉っぱを2〜3つ取っておくと、盛りつけのときにちょこんとのせられて◎ セロリの葉は生でもおいしくいただけます。
ジャガイモを一口大(3cm角くらい)に切り、変色を防ぐため水にさらしておきます。
ジャガイモは素材の風味をたのしむために、皮付きのままがおすすめです。
③弱火
表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます。
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。
吹きこぼれを防止するためにフタに菜箸をはさんだ状態で、30分間弱火にかけます。
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。
タイマーが残り10分になったら、じゃがいもをお鍋に入れます。
④仕上
30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/3〜1/2程度)を入れて全体を混ぜて、火を止めます。
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。
さらに10分間、フタをして蒸らします。
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。
蒸らしが完了したら、セロリの葉を盛りつけて、オリーブオイルをひとまわししたら完成です!
セロリ、じゃがいも、オリーブオイルの相性が最高!洋風になりすぎることもなく、それぞれのおいしいところを高め合っているような感じです。コトコト煮込んだセロリはとろとろになっていて、ベースのおいしさを支えてくれています。
ごく普通の男爵のじゃがいもを使ったのに、じゃがいもの甘みとほくほく感にびっくり!最後のおかゆの蒸らしの時間にお芋がふかされる状態になって、じゃがいものほくほく感が増すのかもしれません。
最後にひと回ししたオリーブオイルの華やかな香りもGOOD!です。
オリーブオイルには血行を促したりむくみを予防する効果があります。身体にもよくてしかも味もこなれた感じになるとは、最高のちょい足し食材ですね。
セロリ、じゃがいも、オリーブオイルの組み合わせを「巡りよくするトリオ」と名付けたいくらいにお味も効能も相性が抜群。ああ、記事を書いていたらまた食べたくなってきてしまいました〜… おいしかったな〜じゃがセロリ粥〜…
むくみが気になる日におすすめのおかゆに『頭と身体をすっきりさせる「セロリレタス粥」』もあります!こちらもセロリの旨味が堪能できます。
レタスのシャキシャキとした食感アクセントになっていて、今回作ったじゃがいもとセロリのおかゆよりもさっぱりと食べられる感じです。
どちらもとってもおいしいので、ぜひつくってみてくださいね。
長〜〜〜いレシピをご覧いただき、ありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!
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