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セロリレタス粥のレシピ ( 2020/10/14の朝粥 )

とろとろのセロリと、シャキシャキのレタスの食感がたのしめるおかゆです!

春が旬のセロリとレタスには体の熱を取る作用があります。

体が冬仕様になってきたのに、急にあたたかくなって、体がほてるような……気温差で身体に熱がこもった感じ……そんな時に眠気やだるさを感じやすいので、主に春夏が旬の熱を取るのが得意なお野菜をいただくようにしています。

季節や旬を意識するのも大切ですが、もっとも大切な基準は自分の身体の状態です。必ずしも旬ではない食べ物は身体に悪い!というわけではないのがおもしろいですね。

また、セロリの香り成分の不安や緊張を和らげてくれるため、リラックスしたい時にもおすすめです。
作っている最中も、セロリのやさしい香りに癒されて、ゆったりとした気持ちになれるおかゆです。

頭と身体をすっきりさせる「セロリレタス粥」

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生米から作るので、完成まで50分〜1時間ほどかかります。じっくりコトコト火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米     ・・・半合
 ▶︎ 水      ・・・800ml
 ▶︎ 中華だし   ・・・小さじ1
 ▶︎ セロリ    ・・・1/2〜1本
 ▶︎ レタス    ・・・1〜2枚
 ▶︎ 塩      ・・・小さじ1/4
おこのみで
 ▷ クコの実   ・・・10粒程度


【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、中華だし、水800mlを入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
 セロリの筋を取り、5mm厚に切って、お鍋に入れる。
 レタスは小さくちぎって、クコの実は水につけておく。

③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、
 鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
 弱火に30分かける。

④塩で味をととのえて、鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
 フタをして10分蒸らす。レタスを混ぜ込む。
 セロリの葉、クコの実とともに器に盛りつけたら、完成!


【 つくりかた (写真つき)】


ざっくりとした全体の流れは、鍋の温度が上がるまで中火、あとは弱火、最後に蒸らして完成です。
さっそく作っていきましょう!

①準備

レシピ01

水がにごらなくなるまで、お米をていねいに研ぎます
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、中華だし(小さじ1)、水800mlを入れます

お鍋は土鍋でもOKです!
洗った後に乾かすのが手間なのと、大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、片手鍋を使用しています。

②中火

レシピ02

用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。

鍋の温度が上がるのを待つ間に、具材の下ごしらえをします。

セロリの筋をとって、5mmほどの厚さに切ります。
セロリは生でも食べられるお野菜ですが、今回はセロリの旨味を生米に吸わせるために早い段階でお鍋に入れます。シャキシャキとしたセロリもおいしいですが、とろとろのセロリもおいしいですよね。
セロリに葉っぱがついていたら、トッピング用に少し摘んで取っておくとよいです◎

レタスは小さくちぎります。スプーンでも食べやすいように、だいたいカットサラダのレタスを半分にちぎるくらいのサイズ感にします。

クコの実は水につけておきます。さっと流水で表面の汚れをとって、水につけてやわらかくします。

③弱火

レシピ03

表面の泡がふつふつと揺れ始めたら、おたまで混ぜます
鍋底に米粒が張りついているので、はがすようにていねいに混ぜます。

お鍋にお箸をはさんで、そのまま30分間弱火にかけます

写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。


④仕上

レシピ04


30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/4〜1/3)を入れて、全体を混ぜます。
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

さらに10分間、フタをして蒸らします。
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。

蒸らしが完了したら、レタスをお鍋に入れて混ぜ込みます。
レタスのシャキシャキとした食感を残すために手早く混ぜましょう。

セロリの葉と、クコの実とともに盛りつけたら、完成です!

鮮やかな緑がきれいです〜!
ふんわりとセロリの香りがたちこめます。

セロリはコンソメの材料に欠かせません。
コンソメを作るときと同じように弱火でコトコト煮込むことで、セロリにぎゅっと詰まった旨味成分がおかゆにたっぷり染み込みます。
シャキシャキ食感はレタスに譲って、とろとろのセロリを味わうのもなかなか良いものです。

明日もおいしいおかゆをつくります。
ごちそうさまでした!

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