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生米からつくる「月見粥」のレシピ

十五夜におすすめ!満月に見立てた黄身がかわいい月見粥をつくりました。

いつものたまご粥の材料でも、ちょっぴり手順を変えるだけで、華やかなおかゆに大変身!

溶き卵の要領で白身だけを先に入れて、黄身は蒸らし時間にお鍋に後入れ。
黄身をおかゆの余熱でじっくり加熱するので、透き通った温泉卵のような黄身になります。

加熱時間をうまく調節すれば、温泉卵の黄身のようにとろ〜んとさせたり、オレンジ色の透き通った黄身にしたりできますよ。

今日のおかゆはたまご、特に黄身が主役ですので、ぜひ新鮮なちょっぴりいいたまごで作ってみてください。わたしも今日は「広告の品のたまご」ではなく、「きよら」を使いました 笑

あたらしいたまご粥「月見粥」

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生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米     ・・・半合(90ml)
 ▶︎ 和風だし(顆粒)・・・小さじ1
 ▶︎ 水      ・・・800ml
 ▶︎ 塩      ・・・ひとつまみ〜
 ▶︎ 卵      ・・・2個 ※新鮮なもの
おこのみで
 ▷松の実、醤油

*顆粒の和風出汁の代わりに、お好みのだし汁800mlでもOKです!

*便秘気味だったのと乾燥が気になったで「松の実」をプラスしてみました。もちろん松の実なしでもおいしいおかゆになります。

*生姜、小ねぎなどをプラスするのもおすすめです◎

【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、和風だし、松の実、水800mlを入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。

③お鍋が沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で弱火に30分かける。

④塩で味をととのえ、卵の白身を混ぜ込む。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。おかゆを少しくぼませて、卵の気味を落とす。フタをして10分蒸らす。お好みの具とともにおかゆを器にもりつけたら、完成!

【 つくりかた (写真つき)】

ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!

①準備

レシピ01

横着なわたしはいつも鍋の中でシャカシャカお米を研いでいます。
お米の量が少量なので、指先をすぼめて洗います。

今回は黄身への加熱を余熱のみで行うため、保温性の高い厚手のお鍋をご使用ください。

②中火

レシピ02

お鍋の中心と火の中心をしっかり合わせることで、焦げつきを防ぐことができます。

③弱火

レシピ03

お箸をはさんで火にかければふきこぼれる心配がありません。
火加減が合っていれば、この30分間は目を離しても大丈夫です。

④仕上

レシピ04

今回のおかゆのポイントです!白身を混ぜ込んだあとに、黄身を入れます。

そ〜っと、おかゆをへこませて、黄身をのせます。火は止めておかゆの余熱で黄身に加熱します。じんわりじんわり温めることで、ゆで卵というよりは温泉卵に近い状態になります。

蒸らし時間10分で、ほどよく透き通ったオレンジ色の黄身になりました。
余熱での加熱時間を5分〜7分にすれば、とろ〜んととろける半熟温玉のようになりそうです!

お好みでお醤油をかけて、お召し上がりください!

白い雲に浮かぶお月様に見えなくもないような・・・!ぽってりしたまんまるの黄身の満月に「わ〜!」という声がでちゃいます。

ふつうのたまご粥よりも、黄身と白身に分けたりそろ〜っと黄身を乗せたり、気を使うポイントが多いですが、このかわいさ!

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収穫祭でもある十五夜の日に、お米をありがたくいただく。
なんだかすてきな時間でした〜。

ついつい当たり前のことのように思ってしまうけれど、おいしいごはんを毎日いただけることはほんとうにありがたいことです。


お米を炒めてからつくる本格派中華たまご粥もおすすめです!

「たまご粥」と言っても、作り方次第で無限大。ぜひお好みのたまご粥をみつけてみてくださいね。

明日もおいしいおかゆをつくります!ごちそうさまでした。

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2021/04/20
・タイトルを『月見粥のレシピ ( 2020/10/01の朝粥 )』から『生米からつくる「月見粥」のレシピ』に変更
・生卵の画像を追加
・おすすめのおかゆを追加
・タグを変更
・その他、加筆修正をいたしました。

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