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生米からつくる「はと麦トマト粥」のレシピ

「ト、ト、トマト…?おかゆに…トマト?ないないないない!」と思う方もちょ〜っと待った!冷静に考えると、実はお米と酸味は非常に相性が良いのです……!

例えば酢飯。

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例えば梅干し。

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ね、お米×酸っぱいを合わせることは、ぜんぜん奇抜ではありません。だからトマト粥もおいしくって当然っちゃ、当然なのです。

今回の「はと麦トマト粥」はおいしさもさることながら、その美肌効果に期待大です。

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まず、トマトの真っ赤な色素成分リコピンは、紫外線によって作られるメラニンを消し、コラーゲンを作る働きがあります。シミやシワを防ぐ効果、日焼け防止効果もあるのだとか。

そして、化粧水でもおなじみのはと麦は、解毒作用がすごい。(美容関連の情報に詳しい方は「ヨクイニン」の原料がはと麦だと聞くと「ああ!」となるかも?)肌の炎症を抑えたり、肌に栄養を届きやすくしてくれます。

トマトもはと麦も身体の熱を逃がしてくれる食材です。冷えがある時は避けた方が無難ですが、例えばむくみがある時身体がどよ〜んともやもやしている日におすすめです。さっぱりとしたおかゆ、いいですよ◎


そそる、そそる!「はと麦トマト粥」

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生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 米    ・・・1/2合
 ▶︎ はと麦  ・・・大さじ2
 ▶︎ 中華だし ・・・小さじ1
 ▶︎ 水    ・・・750ml
 ▶︎ トマト  ・・・1個
 ▶︎ 塩    ・・・小さじ1/2
お好みで
 ▷ パクチーなど

*柔らかい甘いトマトよりも、固めの酸味のあるトマトがおすすめです

【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、はと麦、中華だし、水750mlを入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
この間にトマトの下ごしらえをする。トッピング用に2枚をスライスし、残りを角切りにしておく。

③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。
タイマーが残り5分になったら、角切りにしたトマトをお鍋に入れる。

④塩で味をととのえ、鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
フタをして10分蒸らす。器にもりつけたら、完成!

【 つくりかた (写真つき)】

ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!

①準備

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水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます
横着者なのでいつもお鍋の中で研いでしまっています。

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焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、はと麦(大さじ2)、中華だし(小さじ1)、水750mlを入れます

お鍋は土鍋、片手鍋、両手鍋など、フタつきのものならなんでもOKです!なるべく厚手のもののほうが焦げつきにくくておすすめです。

今回は、宮崎製作所ジオの片手鍋18cmを使用しました。

②中火

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用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。しっかりと鍋の中心と火の中心を合わせることで、焦げ付きや加熱のムラを防ぐことができます。

お鍋の様子を見守りながら、具材の下ごしらえを済ませます。

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トマトをトッピング用に2枚をスライスし、残りを角切りにしておきます。

③弱火

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お鍋がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。

吹きこぼれを防止するためにフタに菜箸をはさんだ状態で、30分間弱火にかけます
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。

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タイマーが残り5分になったら、角切りにしたトマトをお鍋に入れます
おかゆに粘り気が出すぎてしまうので、具は混ぜこまずに、上にちょこんとのせる感じにします。

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こんな感じです。具材を入れたあとは、先ほどと同様にフタをします。

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④仕上

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30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/2程度)を入れて全体を混ぜて、火を止めます
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

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10分間、フタをして蒸らします
しっかり蒸らし時間を確保することで、ふっくらとしたおかゆに仕上がります。

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蒸らしが完了したら、スライスしたトマトとともに器に盛りつけて完成です

わあ〜!元気色!トマトの赤が眩しいです。

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今回はパクチーも添えてみました。香りもGOOD。

下ゆでも浸しもしていないはと麦ですが、ちゃんと柔らかくなっています◎

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はと麦は食感的にはもち麦のようなプチプチ系ではなく、お豆とお米の間と言う感じ。

穀物感の風味が加わって、風味がとても豊かです。おいし〜い!

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上に乗せたスライストマトは酸味があって、しゃっきり。火を通した角切りトマトはとろ〜り甘い。

トマトの特徴のいいとこ取りができるおかゆでした。


はと麦とお米のシンプルなおかゆもおすすめです◎

納豆や梅干し、オクラを添えてさっぱり系に。

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はと麦を入れることで香ばしさが高まるので、白粥だと強引な気がする添え物とも、スッと馴染みます。

腹持ちもよく、ダイエットにもおすすめです。

ぜひ、おためしくださいね。


今日も長〜いレシピを読んでくださってありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!


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