滋賀県ユースシアター事業 ミュージカル「銀河鉄道の夜」観劇日記

サウナで外郎売りをつぶやくのが最近のマイブーム、かよぽんです。

12/20日 滋賀県内の青少年たちが歌声を響かせてくれる ミュージカル「銀河鉄道の夜」を観に行ってきました。

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降雪&コロナ禍ではあるにも関わらず、(3密を回避できる程度の)多くのお客さんが来られていました。33人の小学生~大学生までが出演されるということでその親御さんたちがたくさん来られていたのではと思います。


「銀河鉄道の夜」という宮沢賢治の小説を舞台化した作品ですが、

文学に明るくない私は、とりあえず電車が出てくるということと登場人物に"カンパネルラ"っていう珍しい名前の奴がおったなぁ、くらいの認識でいました。


一人ワクワクしながら座席に座って待っていると、開演時間の14:00を少し回ったころ、スーッと明かりが消え一気に静寂に包まれました。

すると舞台の奥(ホリゾント幕かな?)が夜の星空に変わり、なんとも神秘的な空間に!

そしてまた、白い円錐型の舞台セット(グランピングに使うテントが細くなったような不思議な物体)がふわーっと光って神秘さが増して、一気に引き込まれました。

するとキャストの子どもたちが明かり?をもってそろそろーっと舞台上に上がってきて、歌が始まります

銀河鉄道の世界観に一気に飲み込まれた瞬間でした。(銀河鉄道の話をちゃんと知らなかった私が言うのもなんですが・・・)

ミュージカルの場合、(個人的な見解ですが)開演した瞬間迫力のある音楽から元気にオープニングが始まることの方が多い中、静寂からのスタートも素敵だなぁと感じました。


また、舞台の下手半分は6,7段の広い階段が奥から手前へとセットされていて(これを開帳場というのかな?)、列車の中のシーンでは乗客が奥から前へ並んで座っていました。

そうすると、無理に横一列に並ぶ必要もなく、段々になっているおかげで、一人ひとりの顔が見えるので、なるほどなぁと思ったりしました。

33人全員出てくるときも、平面だと顔の見えない人が出てくるのに、わりと端に座っていた私でも全員の顔がちゃんと見えたので、

人数の多い舞台の場合は、このような段が組まれてあるとやりやすいんだなぁと改めて感じました。


とにかく、素敵な世界に包まれながら、青少年の一生懸命さに魅了された約1時間10分でありました。

想像の域を超えませんが、稽古期間中、教科書にも出てくるであろう「銀河鉄道の夜」という作品と向き合い、ここはどんな意味かな、なぜあのときカンパネルラはこんなこと言ったんだろうか、と考えながら、ときには出演者仲間と意見を言い合いながら、意味を解釈し、舞台公演という形で表現したのかなと思うと、なんだか・・・・島田紳助の言葉を借りると・・・

「なんか、素敵やん」

国語の授業も小説をやるときは、教科書を読んで先生が説明するのではなく、グループに分けて演劇をさせて発表させた方が、作品への理解が深まったんじゃないかなと思ったりもしました。(国衙が苦手な私にはその方式で学びたかった・・・。)


また、来年の滋賀県ユースシアター事業も楽しみにしています。


では、今回はこれにて退散


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