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【潜在意識】人のせいにしなくなると、自由になれる。

みんな、こころの物語をもっています。
物語のとおりに生きています。


たとえば子どものころ、
親子関係において被害者だった人は、
その後の人生でも、
ずっと被害者役をやっています。

そして、
被害者役を際立たせるには、
そこに極めつきの加害者を登場させる必要がある
というわけ。

つまり
自作自演なんです。

幸せになりたい、と言いながら
なぜか幸せにならない人は、
気がつかないうちに
「私は被害者」という設定が入っています。

潜在意識に刻み込まれたストーリーが
現実化しているのでした。

それに気がついたら、あほらしくて
被害者役はやってられなくなりますね。


あなたは、人間関係で悩んだとき、
こんなことを考えていませんでしたか。

「私はいい人なのに、
あの人に苦しめられている、
あの人のせいで私は幸せにならない、
あの人こそ、変わるべき」
と人をコントロールしようとしていませんか。

私はかつて、そういう人でした。
いつも被害者役をやっていました。 
とうぜん幸せになれません。


しかし、被害者意識は
わるいばかりではありません。
子どもの時に
もうこれ以上、傷つかないようにしようと
自分を守るために 
作り出した防衛手段でした。
その時には必要でしたが、
大人になってからも
必要ないのに、ずっともち続けています。


被害者意識は、色メガネをかけて
世界を見ているみたいなものだから、
現実の認識を歪めてしまいます。

被害者意識から出たとき、
世界はどんなに美しく見えてくるのでしょう。


私は、被害者意識から出るのが
癒やしと回復の最終段階だと考えています。

その段階は

まず安心、安全の確保して
自分をまるっとOKする
過去の整理をして
人間関係を再構築
両親との和解
自分との和解
被害者意識から出る

ざっとこんな感じかと思います。


被害者でいる、ということは
自分の車の運転席に誰かが座っていて、
どこへ連れて行かれるか分からない
という状態です。

被害者役をやめると、
人生のハンドルを自分の手に取り戻し、
自分が行きたいところに行けるのです。

被害者意識から出たとき
人生を信じられるようになるのでしょう。

人のせいにしなくなると、自由になれるのです。

被害者意識に気づいて、手放せるようになるには
ピブノセラピーが有効です。

その話はまた次回。

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