【愛着障害・うつ・AC】傷つきやすい私たちが自分を守るために②雑音はスルーしよう
ちょっと残念な話ですが…
どこにいても人間関係はストレスになるようです。
石垣島に十六年住んでいますが、移住者のあいだから聞こえる声に、「島の人は旅行者のときはウェルカムだったのに、住んでみると意外と冷たい」というのがあります。
これ、どういう事でしょう?
移住者には、大きく別けて二つのグループがあります。仕事で来島するグループと、自然の癒やしと田舎暮らしを求めて来るグループです。
癒やしを求めて来るグループは、傷ついている人たちが多いと推察しますが、こういう人たちは、癒やしを求めて移住してきても、ちっとも癒されない、ということが起こり得ます。
残念なことですが、人間関係のいいところ、なんて実際めったに無いからです。
島の人は、旅行者には親切ですが、島の高齢の人のなかには、歴史や戦争の怨念を引きずって反日感情をむき出しにしてくる人も無いわけではありません。若い世代はまたぜんぜん違いますが。
傷つきやすい人は、優しくてデリケートなので、人間関係の駆け引きや政治、戦略など、ライバルと丁々発止とやり合うことは、もっとも苦手なことではないでしょうか。
傷つきやすい人ほど、無防備で人を信じやすいのかな、と思います。そして、ささいな出来事や人の言動に傷ついてメンタルががくっと落ちこみます。
こういう人は、こころの扉をピシッと閉めて身を守ることをオススメします。
あなたはいい人ですが、みんないい人ではありません。悪い人もいることを知っておかなければいけません。
傷ついてる人は、五感が麻痺していますから、悪い人を見抜くことができません。傷ついている人は騙されやすい、という自覚をもっておいたほうがいいと思いますよ。
私も以前はよく、信じてはいけない人について行って痛い目にあいました。傷ついている人は、相手がどういう人か感じるセンサーが麻痺しているから、人を見るとき、属性で判断するのです。
肩書とか地位がある人を信用しがちです。はっきり言って社会的地位と人間性はなんの関係もありません。属性はあまり判断材料にはならないのです。
傷ついている人は、人間関係で傷つくことを繰り返して、ますます傷を深めていくことになりかねません。騙されないように注意してください。
傷ついている人は、なにが愛で、なにが愛でないか分からないのです。もともと愛を知らないからです。
愛を知っている人は、分かるのです。なにが愛で、なにが愛でないか、感覚でわかるのです。だから、かんたんには騙されないのです。
移住者のなかでも、メンタルが強い人もおられます。こういう人は成功しやすいです。
彼らは、悪口を言われていても聞こえないか、聞こえてもガン無視できる人たちなのです。彼らにとって、人からどう思われているかは、どうでもいい事なのです。知ったことではないのです。
メンタルが強い人は、こんなことを言ったら怒られるかも知れないですが、鈍感なのです。
だから、外野の声に惑わされず、自分のやりたい事に着々と邁進できるのです。
傷つきやすい人も、メンタルが強い人から学ぶことは多そうです。あなたを傷つけてくる奴なんて、はっきり言ってクソですよ。あなたを大切にしない人なんか、相手にしなくていいのです。
そんな人は、あなたの相手ではないのです。あなたを大切にしてくれる人だけを、大切にすればいいのです。
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