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#15 リラックス状態だからこそうまくいく

みなさん、こんにちは、林香代子です。

子供の頃から、ずっとやりたいな、と思っていたことがいくつかあります。


みなさんは、どうでしょうか?

よく、聞く、”やりたいことリスト” を書いてみるとしたら

どのようなものを書きますか?

映画『最高の人生の見つけ方』(2008年)も懐かしいですね。


さて、私の場合は、そのうちの一つは、ピアノです。


大人になった、今、レッスンに通っていて、

来年の春先と夏には発表会があり、

そこに向けて曲を毎日練習しています。


余談ですが、ピアノを新調するために、

お店で店員さんと一緒に話をしていると、

『今から、あなたがやるんですか?』と

2回も驚かれたのですが、

どうやら珍しいようです。


それはさておき、

ちょっと背伸びして選んだテーマ曲の楽譜の中には

『トリル』という奏法を指示する記号があります。

(詳しくは下記ご参照ください。)


その箇所は急速に2つの鍵盤を交互に弾くというものなのですが、

これが上手に柔らかく音を出そうと思えば思うほど、うまくいかないのです。


結構こっそり練習しているのですが、

まだまだ音が硬いようで、

ピアノの先生曰く、こういう時は

『ながら弾き』をすると、うまく力が抜けるようです。


具体的にどうするのかというと、

ピアノを弾いている最中に先生からの質問に応えたりします。


意識して弾くと力が入りすぎてしまうので、

それを半分くらいにするように、『ながら弾く』ことで力を抜くそうです。

その感覚を無意識的に染み込ませて、

弾くときにいつでも再現できるように、弾きかたを固めていく。


しっかり打鍵しながらも、ソフトに音を出し、かつ、1曲3分〜5分、長いと7分ほどある曲を、最後まで弾くには、リラックスしながら、自分の身体を思う通りにコントロールするのだそうです。

なるほど。

なかなかピアノの練習も奥が深いです。

※トリル(百科事典マイペディアより)

音楽用語。〈音をふるわす〉という意味で,装飾音の一種。トリラーTriller(ドイツ語)とも。通常は略してtr.と記入のある主要音と,その2度上の補助音とが交互に急速に反復される。主要音から始まるのが普通。3度以上の音程の場合はトレモロという。

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