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ユリア・フィッシャーのコンサート、ピアノ+ヴァイオリン!

2月はじめはユリア・フィッシャー週間。ユリア・フィッシャーのコンサート4回続きます。

ユリア・フィッシャーは23歳でドイツで最年少の大学教授になったという天才バイオリニスト。

今回のシリーズは Julia plays Mozart というタイトル。タイトル通り「ユリアがモーツアルトを弾く!」実は、正直いってモーツアルトに興味はありません。彼女のバイオリンが目的。

4回のうち、3回目は、モーツアルトから離れて特別プログラム。小さめのクイーンエリザベスホールで、室内楽。

実は、この特別プログラムを一番楽しみにしていました。なんといっても、プログラムがいい。いや、私好み、ということです。


ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラのなかの少数精鋭の音楽家たち。

このコンサートで、特に楽しみにしていたのが、ユリア・フィッシャーのピアノが聴ける!・・・ということでした。彼女は、世界超一流のバイオリニストというだけでなく、プロのピアニストでもあるのです。

バイオリニストとしての実力がすごすぎて、彼女のピアノを聴く機会はなかなかありません。それを生で聴ける。しかも、バイオリンも聴ける。こんな機会はなかなかありません。しかも、モーツアルトではなく、ショスタコヴィッチにマックス・ブルッフにドボルザーク! 

いや、モーツアルトがダメと言ってるわけではないのです。単に私の好みではないということです。

彼女のピアノ、よかったらこちらで聴いてみてください。↓


実際に生で聴いてみて・・・彼女の演奏の繊細さと優しさが印象的でした。フォルテッシモのパワフルな演奏のときにも、そこに優しさがじわーーっと暖かく広がっている感じ。

この時のピアノはスタインウェイだったのですが、スタインウェイ独特のクリアな音が、ここまであたたかい音で弾けるんだーーーと驚き・・・。ホールの音響の影響なのかもしれません。

プログラムも演奏も、予想以上に素晴らしくて感動でした。

下にユリア・フィッシャーの演奏ではありませんが、プログラムで演奏された曲の動画をあげておきます。

ショスタコヴィッチ


マックス・ブルッフ


ドヴォルザーク




一同、礼っ!

私のほうが、「礼!!!」したいくらいの敬意の気持ちいっぱい溢れる演奏でした。ありがとうーーーーーーーー。



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