夫婦円満の秘訣〜ロンドン コンサート・デート
わたしたちのデート
うちの夫婦円満の秘訣はデートだと思う。息子達が思春期になってから、家族で出かけることが減り、夫婦だけで出かけることが増えた。子どもには子どもの付き合いがあり、家族とは違う世界が広がっている。家族で出かけるのもいいけれど、子どもなし、夫婦だけの時間がありがたい。
2人とも音楽が好き。芸術が好き。だから、夫婦でコンサートや美術館などに出かける。平均すると週1回は夫婦デート。
2人とも音楽や芸術がないと魂がしょんぼりしてしまう。だからコンサートに行っては心に栄養をもらう。その時間を2人で過ごすことで夫婦のありがたさを実感する。
あとは、お散歩+カフェでまったり。テムズ側沿いを歩いたり、街歩きを楽しむ。
やっぱり、一緒に何かをすることって大事。
昨日のコンサート
昨日はコンサートのハシゴ。
コンサートの合間にテムズ川を眺めて、プロゼッコ飲みながら軽食。
幸せ。
コンサート1ーLPO ジュニア・アーティスト
2022.04.13
ロイヤル・フェスティバル・ホール(ロンドン、サウスバンクセンター)
ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラの、若い音楽家達のオーケストラ。15ー19歳の初々しい面々。
3曲目Geoffrey King は世界初公開なのだけど、これが、とても興味深かった。
コンサート2ーユリア・フィッシャー
大好きなドイツのバイオリニスト、ユリア・フィッシャーがエルガーを弾く。
ユリアフィッシャーお目当てでとった最前列中央の席。よく見えました。ユリアだけじゃなくて、ひとつひとつの楽器の音が、それぞれクリアに聞こえました。
このチェリストのお兄さん。毎度、聴かせてくれる。手前右のバイオリニストも、コンサートリーダーじゃないけど、生き生きとしたとてもいい音を出していた。
エルガー
イギリスが誇る作曲家エルガー。わたしにも馴染みのあるウスター出身。
わたしにとって、エルガーといえばこれ。
エルガーのチェロ・コンチェルト。この曲は、古い録音だけど、やっぱりジャクリーン・デュ・プレの演奏がいい。
エルガーの「威風堂々」は、イギリスの第二の国歌とも言われていて、国民的音楽の祭典BBCプロムスでも必ず演奏される定番の曲。はい、みんなで斉唱〜。↓
今回はこの曲。バイオリンのユリア・フィッシャーがお目当て。
エルガーの曲は、伝統を守り、冒険や挑戦はしない。無難で安心感がある。イギリス人らしい情緒が共感できる。
そこにユリア・フィッシャーのバイオリン。さすがの女王の貫禄と品格。信頼しきれる技術。エルガーの無難さに一筋の強い光をあててくれるようなパワー。ホール全体を引き込む繊細な音。
いやー。もう。言葉が出ない。今回で今年5回目のユリアですが、やっぱり文句なしに、すばらしいです。
ジョルジョ・エネスク
休憩を挟んで後半は、ジョルジェ・エネスクの交響曲2番。
エネスク、初めてでした。驚きの深さ、音の連なりと重なり。
エネスクはルーマニア出身。ロシア、東欧の20世紀クラシック音楽の深さには脱帽です。
わたしの音楽ネタのマガジン。コンサート記録。
ユリア・フィッシャーの記事
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