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イギリスでの運転免許取得

次男が運転免許取得にむけて運転練習を始めました。現行のイギリスの法律では16歳9ヶ月で普通免許が取得可能らしい。

イギリスでの運転免許取得の流れ
1 申請すると仮免許証が発行される。ペーパーワークと手数料のみ。
2 公道で運転練習。仮免許証があれば、L(Leaner) のサインを車につけて、免許を持った人が同乗していれば公道を運転していい。
3 運転インストラクターのレッスンをとって公道で練習する。
4 セオリーテストを受ける。道路交通法等のテスト。
5 運転技能テスト。実地試験。

4、5のテストが合格すれば、正式免許がもらえる。2、3は義務ではないから、運転ができるならすぐにテスト受けてもOK。

つまり、初めて運転するひとも、最初から公道で練習。エンジン入れるのが初めてっていう人も、クラッチとブレーキの違いさえもしらない人も、公道で運転を始める。

怖いですねえ。笑

息子の場合

我が息子の場合、とりあえず、最初のレッスンを受ける前に、夫とあまり車のない駐車場へ行って練習をし、マニュアル車でギアを変えたり、リバースで走ったりの経験をした上で、初回のレッスンを迎えました。

初回のレッスンでは、インストラクターが運転して車の少ない住宅地までいって、そこで運転を変わって練習をしたそうです。

機械のことは詳しくて車の仕組みも運転の仕方も頭ではしっかり理解していた息子も、初めての時には思うように体が動かず、何度もエンストしたようですが、毎回毎回進歩しているようです。まあ、若いですし体も頭も物覚えは早い。

マルチタスクが求められる運転。しかもマニュアル車。
「マルチタスク、苦手なんだよなあ」
とつぶやく息子。
「大丈夫、パパだって運転できるんだから」
と私。夫は、特性もあり、とにかくマルチタスクはとんでもなくダメ。息子はニヤッと笑って
「そうだね」
と。「パパでもできる」のひとことで、すごい安心できたみたい。笑

初回の不安はふきとんで、楽しんでいるようです。

私の自動車免許取得の遍歴

何度も国境を超えて移住している私。運転免許もその度に変わっています。

日本:自動車学校へ通ってマニュアル免許取得。大学生のとき。

日本からアメリカ移住:アメリカでセオリーテストと実地試験を受けて合格。免許取得。

アメリカからイギリス移住:日本の免許をイギリスの免許に交換。手数料だけで交換してもらえる。アメリカの免許は交換してくれないので、アメリカの免許しか持っていなかった夫は、試験を受けてイギリスの免許を取得。アメリカでオートマ車しか運転していなかったので、運転レッスンもうけ、マニュアル車の運転を覚える。

イギリスからドイツ移住:イギリスの免許をドイツの免許に交換。手数料だけで交換してもらえる。

ドイツからイギリスへ移住:ドイツの免許はイギリスでそのまま使えるし、交換もしてもらえないので、ドイツ免許のまま。

ちなみに、免許を一度とると75歳くらいまで使えます。更新なし。免許証の写真も若いまま。笑

右側、左側通行の違い

国を変わっての運転でよく聞かれるのが、右側通行、左側通行の違いで困らないかということ。

私の場合、日本(左)→アメリカ(右)→イギリス(左)→ドイツ(右)→イギリス(左)と、まあ、見事に左右左右と交互に変わってます。

はっきり言って困ったことはないです。

ちょっと戸惑ったことがあるのは、田舎道で他に車が一切走っていない道路に出ようとしたとき。癖で何気に反対車線に入っちゃっても一瞬わからない。

でも、他の車が走っていたら、自然にその流れにのっていくので迷うことは一切ありません。だいたい、他の車が全く走っていないような場合って、ほとんどないですから。ほんと、困らないのです。

ドイツ人の夫がよくいいます。

”We(Germans) drive on the right side of the road."
「ドイツ人は、道の右側を走る。」
この right は「右」と「正しい」をかけていて、夫の本意は
「ドイツ人は道路の正しい側を走る」つまり「右=正しい」「ドイツ人=正しい」と言いたいわけです。

私が
The left side is the right side.
左側が正しい側よ。左側を走ってる私たち日本人やイギリス人が、本当は正しいのよっっと。

どっちでもいいけど、世界で統一してくれたら便利なのに。笑


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