見出し画像

【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.2】クラスパーティ・ボランティア

こんにちは。アメリカ駐在主婦 Kayです。

今週は、10/31ハロウィンの日に参加した
娘のクラスの「パーティ運営・ボランティア」に
ついてご紹介したいと思います。

こどもたちがはしゃぐ様子が可愛らしくて、
パーティのボランティアは、とても愉しいです。


1.学校でパーティ?

アメリカの学校では、先生によって、
様々なパーティが開かれます。

「授業中にパーティをするの?」という
驚きの声が聞こえてきそうですが、
はい。そうなのです。
なんと、授業中にパーティをします。

先生次第で実施が決まるので、
同学年でも実施するクラスもあればしない
クラスもあります。

日本だと「不平等」という感覚が
先に来てしまいそうですが、
先生の裁量が大きく、クラス間の多様性が
尊重されています。

2年生の娘のクラスは、
今年はClassroom Parent(クラス代表の保護者、
日本でいうとクラス委員さんのような存在)
が中心となり「ハロウィンパーティ」を
開催することとなりました。

クラスでパーティが実施される時には、
パーティで使う食べ物や備品の寄付が保護者に
募集され、パーティ運営のボランティアも
募集されます。

オンラインのSignUpツール
(ちなみにこんなツールで、簡単に使えます)
に書き込めば登録完了です。

2.パーティボランティアとは?

パーティボランティアは、パーティ当日、
準備~パーティの運営~片付けまでを
お手伝いします。
パーティの長さは1-2時間程度。
パーティの中身はClassroom Parentが考えて
くれ、必要な備品は寄付を募ってくれるので、
当日ヘルパーとして参加するだけです。

準備では、テーブルカバーをかけたり、
工作・お菓子・ゲーム等のアクティビティの
準備や景品を用意したりします。

パーティでは、大体4-5つのアクティビティを
実施するので、ボランティアはそれぞれの
アクティビティの担当になります。

今回のハロウィンパーティのアクティビティは、
「折り紙でこうもりをつくる」
「ハロウィン・フォトブース」
「動きあてゲーム」
「ハロウィンクッキー・デコレーション」
「かぼちゃでボーリング」の5つ。
こどもたちは、グループに分かれて
各アクティビティを順番に回り楽しみました。

今回、私は、引いたカードに書かれたことを
「動き」だけで表現し、周りの子が何が
カードに書かれていたかをあてる
「動きあてゲーム」の担当になりました。

グループ4人の中で一人がカードを引いて、
あとのこどもたちは、何が書かれているのかを
あてます。あてられた人が賞品をもらえるので、
こどもたちは皆一生懸命考え、大興奮でした。

3.パーティボランティアの良いところ

パーティボランティアは、
何よりもこどもたちが大興奮で愉しそうなので、
一緒に過ごしていてとても楽しいです。
それが、一番良いところだと思います。

パーティを「保護者がすべて運営する」のも
良い方法だと感じます。

先生は写真をとったり、見ていたりと
「こどもたちと一緒に楽しむ」方に入るのです。
先生にとっては、ちょっとした息抜き時間にも
なると思いますし、保護者が企画するパーティ
は、校内他イベントの参考にもなると思います。

難しいことは、こどもたちが我先にとやりたがる
ので、順番を決めるのが難しいこと位かな。

4.日本で実施するとしたら・・・

こどもたちの普段の様子が見られるし、
何より楽しいボランティアなので、
保護者から手があがりやすいボランティアだと
思います。

ただ、平等感覚が強い日本では、
パーティ(イベント)を実施するクラスと
実施しないクラスがあるのは難しいように
感じます。

よって、例えば、学年ごとに実施するパーティ・
イベントのテーマだけ決めておき、
実施する時期はそれぞれのクラスのタイミングで
行う位の感じが良いのではないでしょうか?

ちなみに、保護者ボランティアが入るのは
小学校でも低学年のみで、息子のいる5年生の
クラスはこどもたちが企画し自分たちで運営して
いました。保護者には必要なお菓子や備品の寄付を募るだけ。

クラスによっては、学校生活にサポートが
必要な子もいるので、その場合はパーティ中も
その子をしっかりサポートできるように
ボランティア人数を増やしたりすることも
あるようです。

クラスやこどもたちにあわせて柔軟に変えられる
のは良いなあと思います。

今回は、小学校のパーティボランティアについて
ご紹介しました。保護者企画のパーティや
イベントとともに、いつか日本でも実現すると
嬉しいなあ・・・

今回も読んでくださり、ありがとうございます。

では、また、来週金曜日に。

良い週末を。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?