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正直「東京いけばなんとかなる」と思っていた自分

記事を開いて下さってありがとうございます。
三納みなみ(さんのうみなみ)と申します。
東京と北陸2拠点に俳優活動を行っております。

魅力的な俳優≒魅力的な人になるべく、
これまでの自分を振り返り
自分の良いところ、悪いところ、足りないところ、全てを見つめ直す為に、noteを始めました!

私の経験を、発信することで
この記事を読んで下さるあなたにも
何かを選択する際の判断材料として
お役に立てる事が出来れば幸いです!

今回は俳優という夢を叶えるために
18歳で上京した自分が
圧倒的に足りなかった考え方を
書いていきたいと思います!

東京いけば俳優になれると思っていた

今、この令和の時代に
こんな甘い考え方の夢追い人は
居ないと思いますww

ですが今から約20年前
ネットで色んな事を調べる、知れるという
当たり前の習慣がまだ無くて

田舎で、のほほんと育った私は
「東京いけば夢が叶う」
と思っていた節がありました

※最初にお断りしますが、田舎批判ではありません、、!

私の故郷には当時
セブンも、松屋も、ビレバンもスタバも無く
都会はキラキラと眩しい世界でした。

もちろん私の周りに
「俳優になりまたい!」
という人もおらず
競争率を舐めていました。

だから東京へいって
芸能事務所や、劇団に入れば
もうそれで職業俳優になれると思っていたのです

甘い、甘すぎる若かりし頃の私

芸能事務所に入れば仕事があると思っていた

さて、無事に都会デビューした私は
オーディション雑誌を読み漁り、
大手事務所さんが開催する
夏の特別オーディション!
のような所属オーディションに
応募しまくりました

書類で落ちてしまう事は多々。
面接を受けても、全く受からない

私に圧倒的な魅力というものが無かったのです

え?なんで、受からないの?
簡単に壁にぶち当たりました。

学生からフリーターになるということ


ここでひとつ、驚いたことを書きます。
学生というのはその日やるべきことが決まっています。
朝から授業があって、宿題が出されて、
定期的にテストがあって、
一年経てば自動的に進級する

しかし、短大を卒業して20歳
はじめて“学生”じゃ無くなった時

その日一日、何をするかを自分で、
決めなくてはなりません

これは、ある意味怖いことです。
自分で自分を管理する
責任がうまれます。

自分が俳優として成長するために
一日の、そしてその先一週間、一ヶ月の
スケジュールを自分で決めなくてはいけない

全部、遊んでもいいし
全部、バイトのシフト入れてもいいんです

でもそれでいいのか?

俳優になるために必要なことってなんだろう

真っ白のスケジュール帳をみて
めちゃくちゃ不安になりました。

芸能事務所に所属したものの、仕事やオーディションがない

焦りまくって、とにかく雑誌のオーディションを受けまくりました。映画やモデルのオーディションです

そこで、一件
初めて映画のオーディションに受かりました。
その、合格をきっかけに
新しく立ち上がったばかりの芸能事務所に所属も出来ました

お金をとるようなところでもなく、
ちゃんと田舎の両親とも面談をしてくれて
信用できる会社でした

「事務所に所属できた!わーい、これで俳優になれる!」と喜びました。

しかし
待てど暮らせど、、
仕事がこない

いや、そんなことはありません
今思えば色んなお仕事させて頂きました

でも20歳の自分は
仕事が、したくてしたくて
ウズウズしてました

毎日撮影にいきたい!
すぐ映画のメインキャストや
ゴールデンのドラマに出れる!

簡単に売れっ子になれると思っていました。

グッと耐えて待つことも仕事だ。
そう教えてくれた先輩もいたのに
私には待てませんでした。
とにかくお芝居しなくちゃ!と
思ってました

甘い、甘すぎる自分

お芝居がしたくて劇団に入ってみた

毎日お芝居がしたい。
そう、思い続けていました。

俳優の勉強は芝居をすること
だけだと思っていたのです。

そうじゃない、
ワークショップへ通うこと
映画を毎日観ることも勉強
美術館へ足を運ぶことも
旅行をすることも

何だって俳優の勉強にできるのに

20歳の私には
それが、理解出来ませんでした。
お芝居をしなきゃ!

そこで事務所のマネージャーさんとも相談して
某老舗劇団さんの舞台に
出ることになりました!

こちらの劇団さんにはその先
7.8年お世話になることになります


劇団さんは名前も知られていて
年に何本も舞台公演が決まっており、
ちゃんと出演料も頂ける。

毎日芝居漬けの日々
充実していました

時々、客席に有名人や著名人も観に来てくださる

これは、もしかしたら
この劇団にいれば私も有名人に
なれるんじゃない?

そんな感覚も芽生え始めました

劇団にいれば、夢が叶う!

またまた人任せなこの考え方。

甘い、甘すぎる自分

劇団の同期が主役をやるのに、自分はずっと脇役


あぁ、書いてて悲しくなってきましたww
若手なので
劇団では先輩がメインキャストをやり
私はアンサンブルや脇役をやる

出演してない時は、スタッフに徹する。

劇団の演出家さんをとても尊敬していたので
自分が出演してないシーンは
演出をずっと見ていました
とても面白かった。
演出がついてシーンがどんどん良くなっていくのを見ていてワクワクしました

そんな日々に満足していました

数年が経ち、今度は後輩が入ってきて
自分も少しづつ台詞の多い役がもらえるようになりました。

しかし、主役ではない

自分と、同じくらいの年齢で
同じ時期に入ってきた子が
突然主役に抜擢されたりし始めました。

え?なんで?

ここで壁にぶち当たります
なぜ自分は主役になれないのか?
それは私に圧倒的な魅力が無かったからです。

人任せ、誰かが何とかしてくれるという考え方

そろそろバレ始めたと思います。

私は自分に圧倒的な演技力や魅力が無いのにも関わらず
周りが何とかしてくれると思っていたのです

東京へ出れば
芸能事務所に入れば
劇団に入れば

自分は職業俳優になれる、活躍できると思っていたのです。
いつまでも学生気分ですね

甘い、甘すぎる。

それでは話を現在、令和に戻します。
今、私が考えているのは

仕事は自分でつくる
チャンスを掴みに行く

です!
やっとここに辿り着きました

圧倒的に魅力的な存在になるしかない!

のです。

そのために
頑張るしかない。


具体的に何を頑張るのか

「魅力的になる方法」って
ググったら色々出てきますがww

それはまた経験から得たものを記事にしていきつつ、自分でも探っていきたいと思います!

日々の私の奮闘や活動は
他SNSで発信しています!

twitter:minamiman39
Instagram:minami_sanno

是非フォローしてください!
これからもnoteを細やかに更新していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました!

三納みなみ




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