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「優先するのは何か」を優先させる

 なにより優先されるべきは優先度である。どんなことでも、はじめるためには優先度が決定されていることが理想だ。それにしたがって、目標が定まり、行動が促され、実行にまで至る。そのすべての源が優先度であり、そのための基準だ。
 優先度はどうやって決定するのかといえば、そこには様々な理由や動機や計画が存在するから、一概には言えない。しかし優先度というからには、それぞれの工程に優先すべき意味があるのであり、そして、それらは「これよりも先だ」あるいは「これよりも後だ」という明確な定義によっている。

 かき氷を作るには、氷が必要で、氷を作るには水が必要だ。そうなると自ずと、何を先にしなければならないかの優先度が決まってくる。

 そういったことが分かっていなければ、「正しい」優先度を決めるのは難しい。とはいえ、正しくなくとも「とりあえずの」優先度は立てることはできるから、優先度を決めることが何よりも優先ということを考えれば、その程度の優先度でも問題はない。

 とにかく、優先度を優先するという意識さえあれば、そしてそれを忘れないでおけるのなら、それにこしたことはない。そのためは、「何が一番最初か」そして「最後には何をするのか」。そういったことから、優先度をつけていく。
 なにより、優先度は優先される。どんなことを、いつ、どこで、どうやってするのにも。「一体何から?」その問いに答えて。

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