失敗しただけで悲しい。成功しただけでは喜べない
失敗は、それそのものが怖い。それなのに成功は、それそのものが嬉しいのではなく、その先にあるメリットがなければ喜べない。
だから私たちは「行動」ができない。
失敗するリスクばかり気になって、成功の可能性を見逃す。成功に繫がる行動が成果になるが、失敗はそれだけで全てを帳消しにするからダメだと思ってしまう。
やる気などという精神的な話ではなく、私たちが行動を起こせない大きな要因の1つは、まさに失敗と成功への印象による。失敗はそれそのものを嫌がる。成功は成果に繋がらなければ満足できない。
失敗と判断するハードルは低く、成功と判断するハードルは高い。リスクばかりが頭をちらつく。失敗は簡単にしてしまえるのに、成功を成功させることは大変だ。
それならばもう、挑戦を諦めてしまうことも仕方がないのかもしれない。とにかく失敗への印象をもっと軽くしなければ、そして成功へのハードルをもっと下げなければ、私たちはどんどんと、自らの行動力を縛ることになる。
※このテーマに関する、ご意見・ご感想はなんなりとどうぞ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?