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言葉は🌱(#16 毎日note)

私は合唱をしていて、いつも詩人たちの歌詞に魅力されています。

今回は私が好きな、谷川俊太郎の「言葉は」という詩を紹介します。

まずは詩を読んでみて下さい!

「言葉は」
言葉は種子
いにしえからの大地に眠る

言葉は新芽
赤ん坊の唇に生まれる

言葉は蕾
恋人たちの心にひそみ

言葉は花
歌われて大気に開く

言葉は枝
風にのって空をくすぐり

言葉は根っこ
ほのかな魂の闇にひろがる

言葉は葉っぱ
枯れて新しい季節にのぞみ

言葉は果実
苦しみの夜に実り
喜びの日々に熟して

限りなく深まる意味で
味わい尽くせぬ微妙な味で
人々の心をむすぶ

                                                        谷川俊太郎

どうでしたか、詩はそれぞれの解釈に任されていますから正解がないのです。
皆さんの想像する世界が築かれていたら素敵ですね。

私はこの詩を読んで感じたことは、人間は言葉を発し、私達は言葉に責任を持って発しないといけないと感じました。
それぞれの持つ言葉の意味を深く理解し、綺麗な言葉を組み立てたいですね。
汚い暴言は言語道断です。

この詩を通じ、言葉も生きものなんだと感じました。

みなさんいかがでしたか?
言葉ってステキですね。



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