見出し画像

インドでトイレに苦労した話:インド・ベトナム限界旅行記6日目(インド脱出編)

海外旅行初心者の俺が高校の同級生(森)とベトナム・インドに行った。
旅行中その場で書いたメモをほぼそのまま写真をつけて投稿します。

前回の記事
5日目:

6日目(インド脱出編)

8:20

起床

9:20

チェックアウト。荷物をホテルに預けた。

9:30

近くの立ち食いカレーを食す。現地人も朝ごはんを食べに訪れている。若干塩分が強いように感じたが美味しかった。かなり腹いっぱいになった。酢漬けの人参が良かった。

朝飯。ひよこ豆のカレーとバトゥーラと野菜。左下の赤いのが酢漬けの人参。

10:00

コンノートプレイスの洋書専門店オックスフォードブックストアに行く。行く途中で「チケットの店は今日全部閉まっているのだ」と突然話しかけてきたおっちゃんがいた。俺らをチケットを買いにきた観光客だと勘違いしてそういう嘘で釣ろうとしたのだろう。

オックスフォードブックストアの入り口

オックスフォードブックストアには理工書があることを期待して行ったがなかった。村上春樹や東野圭吾を発見した。

村上ゾーン
店内

俺はここで村上春樹のノルウェイの森の英訳を買った。599ルピー(1200円)。森はスプートニクの恋人の英訳を買ってた。
本屋内で日本人の男性2人女性1人の集団とすれ違う。

買ったノルウェイの森。なんでもインド限定装丁だそうだ。

10:30

本屋併設のカフェでコーヒーを飲む。なぜか支払いに俺のクレカが使えなかった。森のクレカは使えた。

本屋併設カフェ

11:30

ミッタルティーという紅茶屋で紅茶を買う。主にお土産用。入ってみたらさっき本屋ですれ違った日本人男女3人組がいた。話してみると彼らは卒業旅行らしい。1人は関西弁を喋っていた。その人は英語も上手かった。
紅茶屋では試飲をさせてくれた。美味かった。各方面のお土産を買ったら3000円くらいになった。多めに買ったからかおまけで紅茶を2パックつけてくれた。卒業旅行の3人組はよほど買ったのか箱の紅茶をおまけにもらっていた。

ミッタル・ティー

買い終わった後、紅茶屋の店員が「レビューを書いてくれ」と言い始めた。now?と聞いたらそうだという。別に損はしないので書いた。送信する前の画面を見せただけで満足していたように見えたので、そのまま投稿しないでも良かったのかもしれないが投稿してしまった。なのでこの店のGoogle mapを隅々まで探すと俺らのレビューが書いてある。Google map初レビューがインドになるとは。インドの店の人はことあるごとに「うちの店をGoogle mapで良かったと書いてくれ、あとブログでも書いてくれ」と頼んでくる。昨日のマヤホテルのオーナーもそうだった。2日目にラクナウに向かう列車内で会った人は「インド人はブログやYoutubeをやっている人には優しい」と言っていた。インドより物価の高い国の観光客(=自分の店に多く金を落としてくれる客)をいかに集めるかが大事なのだろう。ちなみに2日目の列車内でのそのインド人に森が「じゃあ嘘でもブログやってると言ったら良くしてくれるじゃないか」と言ったら「嘘はよくない」と嗜められたそうだ。

12:00

メトロでカーンマーケットまで出かける。カーンマーケットとは(観光客向けの)商店街のようなものである。そこに良さげな服屋があったから行ってみた。

カーンマーケット内

目当ての服屋を見つけたので入ってみたら服が売ってなかった。おかしいなと思ったが、すぐ近くに同じ系列の別の店舗があったので入ってみるとそこに売っていた。この辺りからうんこに行きたかったがトイレットペーパーは預けた荷物の中に入れていたので絶望的だった(インドのトイレはトイレットペーパーがないため日本人はインドの普通のトイレではトイレットペーパーを持参しないと用を足せないのだ)。別に腹を下した訳ではない。しかし背に腹は変えられないので森が服を買った後ティッシュを1枚借りて公衆トイレに駆け込んだ。ウンチャレ成功。

14:30

カーンマーケットのコスタコーヒーで休憩した。昨日のスタバもそうだったがインドの国外会社のコーヒー屋はどこも高い。ここは1番小さいアイスコーヒーが257ルピー(500円くらい)した。

500円のコーヒー

ここで今後の計画を立てる。微妙な時間だったが出国は夜12時なので頑張ればデリー大学に行けそうな気がした。デリー大学はインドでは有名な大学だそうで、ニューデリーから空港にメトロで向かう途中にある。一旦ニューデリーに戻って飯を食って荷物を拾ってデリー大学に向かうことにする。

15:30

ニューデリーに向け出発。券売機で切符を買おうとしたら券売機の横に座っていた女性の軍人が森が入れようとした500ルピー札をむしり取って後ろの人の分のニューデリー行きの切符分まとめて買い始めた。いきなりだったので呆然としていたがお釣りはちゃんと返された。ただ最初お釣りで400ルピーだけ返された後、森が40ルピー?と聞かなければその40ルピーが返ってきたかどうかは怪しい雰囲気だった。軍人が観光客騙そうとするなよ。

16:00

ニューデリー着。夕飯の目星をつけていた店に向かおうとしたがなぜかその店が見つからない。さまよっていたら後ろから怪しい気配を感じた。あえて急な方向転換をしてみたらそれでもその男がついてきた。俺らが迷っているのをすぐに感じ取って寄ってきたのだろう。これまでのニューデリーの経験(IRCTCのおっちゃんやその他の客引きなど)からしてこれはただの親切な男ではないことは明らかだった。その男がかなりの距離あとをつけてきたので昨夜泊まって荷物を預けていたホテルのフロントに入る。そこで目当ての店のGoogle mapをよく見てみるとどうもその店は潰れたっぽい。諦めて別の店に行くことにする。

17:15

別の店着。white oak retaurantというレストランである。カレーを食う。ここも観光客向けの店なので、美味いが高いというやつだった。

white oak retaurantでの食事。美味かった。

前の店を探してたり、つけてきた男を撒くのに躍起になってたら時間も元気もなくなってきたのでデリー大学に行くのは諦めた。

19:00

ホテルから荷物を拾ってニューデリー駅へ。少しでも隙を見せると騙されたり危険な目に遭いかねないこのニューデリーからいよいよ離れられると思うと若干安堵した。ここは本当に観光客が行くところじゃない。悪の巣窟である。騙されない自信がある人がいたらぜひ行ってみてほしい。俺らは最後の最後に地下鉄ニューデリー駅の入り口の前でticket!と言って通せんぼしてくるジジイ(もちろんこいつは鉄道の乗車券確認をする職員を装った観光客詐欺なので無視して良い)に絡まれかけたが無視して避けて駅に入った。

地下鉄ニューデリー駅。地上のニューデリー駅よりかなり落ち着いて清潔な雰囲気

20:00

デリー空港着。初日にタクシー・両替騒動で慌てて駆けずり回ったデリー空港が懐かしく思えた(詳細は1日目の記事を参照)。
ニューデリー空港の駅を出るときに改札で切符のQRコードが全然反応しなくて困った。隣の兄ちゃんも同じような状況で、その兄ちゃんと顔を見合わせてお互い「動かんね~」という顔をしてニヤニヤしてた。改札機を変えたらうまくいった。

デリー空港出国口

出国まで4時間あったが、出国審査と保安検査に思いの外時間がかかったのでやっぱデリー大学行かなくて良かった。森が空港で余ったルピー(1400ルピー)を両替しようとしたら少なすぎるから無理だと言って断られたらしくて笑った。
中の売店でインド限定のPARKERのローラーボールと水を買った。このローラーボールは書き心地が良い。搭乗口前で森と2人で物理と数学の話をしていた。そういえば2日目以降数学を一切していなかった。

23:05

ベトナム・ホーチミン行きの飛行機搭乗。離陸までこれを書いている。そろそろ離陸しそう。

インド脱出編〜完〜

6日目の朝まで泊まった部屋のシャワー室にあった張り紙

記事一覧

1日目:

2日目:

3日目:

4日目:

5日目:

6日目:

7日目:


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?