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こんにちは!加和太建設です〜地方ゼネコンが”元気”をつくる これからのまちづくりへの思い〜

はじめまして、加和太(かわた)建設 広報の村上です。

私たちは創業74年を迎える、静岡県三島市 JR三島駅北口の目の前に本社を置く「地方ゼネコン」です。1946年に兵庫県で創業し、1958年にこの地域で甚大な被害をもたらした狩野川台風の復興事業をきっかけに伊豆営業所を開設、その後1962年に本社を三島市移転し、この地に根づきました。

現在は「つくっているのは、元気です」というスローガンを掲げて、建設工事に加え、様々な「まちづくり」に関わる事業を行う私たちのことを、より多くの方に知ってもらえたら…と思い、noteでの発信をスタートしました。

はじめましての記事では、私たちがどんな思い・考えを持ち、どのような取り組みを展開しているのか、まずはその全体像を簡単に紹介したいと思います。


地方ゼネコンの再定義 建設+場を通じた価値創造から「まちの元気」をつくる会社へ

みなさんは、「ゼネコン」と聞いてどのような仕事を手掛けているか、具体的なイメージをお持ちでしょうか。

私たちの場合、かつては圃場整備や宅地造成などを数多く手掛け、その後は道路工事や河川工事などの公共土木事業を中心に成長してきました。1982年に建築事業、2008年には不動産事業と少しずつ事業の幅を広げ、この10年は「まちづくり」を手掛ける会社として、より多角的な事業展開を果たしてきました。

私たちの転換点とも言えるのが2013年にオープンした、複合商業施設「大社の杜 みしま」の存在です。

大社の杜

私たちは、まちの元気の源泉は「まちのひと自身が、自分のまちを好きであること」であると、考えています。

大社の杜は 奈良・平安時代の古書にも記録が残るほど歴史の長い三嶋大社の正面に、「アソビの生まれる粋な裏路地」をコンセプトとし、仮設屋台をイメージした2階建ての建屋と、心地よく過ごすことのできるオープンスペースを設けた施設です。

「まちを好きになる人が増えるように、素敵な場所を増やしたい。」
「この場所にチャレンジ精神あふれる若者が集い、地域が元気付けられるような施設になれば…。」

そんな思いを持ち、飲食店や雑貨店が立ち並ぶ施設の運営と、そこを拠点とした数々の企画も展開。三島というまちで過ごす魅力に触れ、人と人とがつながることのできる場所として、たくさんの方に愛していただきました。
(現在は一度運営を終了し、次の展開に向けて力を蓄えています。)

大社の杜を皮切りに、私たちはさまざまなアプローチで、まちづくりに取り組み続けています。

PFI事業*で運営をする、道の駅 伊豆ゲートウェイ函南
(*PFI(Private Finance Initiative)事業とは:公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法)

道の駅

地場の資源や特産物生かして地域のにぎわい創造を担うブルワリーレストラン Mt.Fuji Brewing

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少年自然の家を指定管理者として、多世代が利用できる改修・リブランディングする 桃沢野外活動センター

桃沢

他にも、さまざまな形態の施設の運営を手がけるようになりました。


「まちが好き」という思いと、行動する人たちを後押しするプロジェクトたち

また、デザインの力を通じて地域の魅力に触れ、まちの人自身がまちへの愛着を深め、新しいアクションをおこすきっかけを後押しできればとスタートしたのが「ハレノヒプロジェクト」です。

まず2018年1月から年4回の発行を開始したのが、フリーマガジン「ハレノヒマガジン」
三島の魅力をさまざまな視点から紹介し、身近な場所・ひとを再発見することでまちを好きになるきっかけにつながることを目指してきました。

ハレノヒマガジン

続いて取り組んだのが「ハレノヒサイクル」というシェアリングサイクル事業。
マガジンで紹介した素敵な場所、まちに点在する素敵な場所をつないでいく交通インフラとして、機能させたいと考えました。

ハレノヒサイクル

2019年からは静岡県東部を中心とする飲食店や雑貨店などが集い、まちの人自身がまちの元気を醸成していく機会として「ハレノヒマルシェ」もスタートしました。

ハレノヒマルシェ

また、築40年を超える廃園となった幼稚園を改修して生まれたのが「みしま未来研究所」。地域のNPOと協業し、このまちが好き、この地域で何かしたいと思う人たちが集い、行動できるきっかけが生まれる場所を提供する取り組みも行っています。

みらけん

このように、旧来の建設業的な「まちづくり」のアプローチだけにこだわらず、「まちの元気」を生み出すために幅広いチャレンジを続けています。

コロナ禍が生んだ変化から、新たな「交流人口創出」のチャレンジへ

この数カ月、コロナ禍によって生じた考え方やライフスタイルの変化は、本当に大きなものであると、皆さんそれぞれが実感していらっしゃることと思います。

私たちの取り組む「まちづくり」においてもその影響は非常に大きく、これまでの価値観や事業の在り方が揺るがされる部分も少なくありませんでした。

一方で、まちに人がいること、新たな活動が生まれること、そこから人やコトの循環が生まれていくことが、どれだけ「まちの元気」にとって欠かせないものであるということを、改めて強く実感することにもなりました。

そのような状況を踏まえ、私たちも新たな考え方の下に「交流人口創出」を目指す取り組みを、はじめようとしています。市街地の不動産の活用、まちを元気づけるための新たな協業、新たな働き方の創造など、そのアプローチはさまざまです。

これから始まるたくさんの挑戦と変化。三島のまちなかを中心に「世界が注目する元気なまち」をつくっていく、「ワクワクするまちづくりの実験」とも言えるプロセスをより多くの皆さんと共有できたら…と思いnoteでの発信をスタートすることに決めました。

三島市やその近くにいる皆さんとは、これから一緒に取り組みたいことをお伝えしたり、逆に私たちが役立てることがあるのであれば、いつでもお話しいただいたりできる距離感にいたい。

遠くにいる皆さんとは、私たちの取り組みをお伝えすることでご自身の地域で何か取り組むきっかけになったり、場所を超えて応援し合えるような関係になったりと、noteでの発信から関係を紡ぐことができたら。

また、もしも私たちの取り組みに共感して、一緒に働きたいという方がいたら、本当に嬉しいです。


これから、どうぞよろしくお願いします!

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