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2カ月あれば10kg以上の減量なんて簡単、っていう話。

うちは整体院なので、腰が痛いとか膝が痛いとかいう人が結構来られます。

そういう人の中には減量したらずいぶんと楽になるのにな~、なんて人も多くおられます。
10kgほど減量されたら、そりゃQOLもずいぶん変わるでしょう。

で、10kgダウンなんて実はそんなにむずかしくないんです。
(自分で実験済です。)

減量したい人にその方法をご紹介します。
ほんとに効く方法。
ちゃんとやることやったらね。(笑)

やることはざっくり3つだけ。

①ドローイン
②ウォーキング
③食事の摂り方を変える

です。


【①ドローイン】

ドローインって聞いたことありますか?
英語では「draw-in」、引き込むという意味です。
お腹を引き込む、簡単に言えば凹ませること。
凹ませた形になっているときに、お腹周りをコルセット状に囲んでいる深部筋「腹横筋」が働いています。

凹ませるだけでもまあまあ効きますが、せっかくなので同時に他の深部筋にも効かせましょう。

凹ませた状態のまま横隔膜を上に引き上げます。
さらにおしっこを途中で止める感じで下腹部も締めます。
そして凹ませたときに前かがみにならないように腰を立てます。
これを同時に行うことで、ユニットとなっている深部筋「腹横筋」「横隔膜」「骨盤底筋」「多裂筋」の4つに効かせることができます。

本によっては10秒などと書かれている場合もありますが、当院の場合この状態を30秒キープ、それを四六時中何セットもやってもらってます。
四六時中ということは、寝た状態、座った状態、立った状態、動きながらなど色んな体勢でやらないといけないですよ。

きっちり出来ていると、人によってお腹側だったり背中側だったりしますが、普段使えていない部分が痛くなります。
(痛いというか効いてるって感じ?)
それが目安です。そこまで凹ませて引き上げてください。

2週間ほど取りつかれたようにやってみてください。
これだけでも変化が感じられるはずです。

【②ウォーキング】

ただ漫然と歩いても効きません。
ましてや誰かと世間話をしながらチンタラ歩いても意味ないです。
それはただの散歩です。

せっかくなのでドローインしながら歩いてみましょう。
最初はロボットみたいになるかもですが、慣れてくればドローインしながらでも歩けるようになります。
というか、慣れるくらい歩いてください。
ドローインの30秒1セットが数えにくければ、何本目の木まで、何本目の電柱まで、といった具合に決めて歩いてください。

そしてもう1点。

腕をしっかり振って歩きます。

ウォーキング中はしっかり腕振ってるよ、という方も今一度見直しを。
町中で見てるとほとんどの人は前に大きく振っています。
減量したければ後ろに大きく振ってください。

腕を後ろに引くことで肩甲骨や脇の周りの筋肉に多く分布する「褐色脂肪細胞」を刺激することができます。褐色脂肪細胞は熱を産生し代謝をあげます。褐色脂肪細胞を刺激することによって痩せやすくなるのです。


【③食事の摂り方を変える】

減量の必要があるということは太っているのでしょう。
太っているということは摂取カロリーと消費カロリーのバランスがおかしいはず。
要するに食べ過ぎです。

お腹が空いてないのに食べたりしてませんか?
案外、朝ごはんは食べないととか、お昼ごはんの時間だからといった理由で空腹でもないのに食べていることもあるでしょう。

それを一切やめます。

シンプルに、お腹が空いたら食べる。
野生動物といっしょです。
本来そういうものです。

グゥ~とお腹が鳴ってもちょっと待ちましょう。
時間が来た!とパブロフ的に脳が反応してるだけかもしれません。
本当の空腹が来るまで食べないように。

消費カロリーが少ないときは1日1食の日もあるかもしれません。
逆にたくさん動いた日は5食とか6食とかの日もあるでしょう。
それはそれでかまいません。
要は無駄に多く食べないようにしましょう。

ついでに言っとくと、ある程度の空腹時間を作るとサーチュイン遺伝子というものが活性化して免疫力があがります。
なので慌てて空腹を満たそうとしなくてもいいんですよ。


この3点徹底すれば、わたくしの場合2ヵ月経たずに18kgほど減量できました。インナーマッスルが働きだし体の構造が変わったのか、大きなリバウンドもありません。


今すぐ始めたら夏本番にギリギリ間に合うかな?
お試しあれ。


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