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戦争寸前の世界

昨日から不穏なニュースが流れている。
「イランのエブラヒム・ライシ大統領とホセイン・アブドラヒアン外相らが乗ったヘリコプターが19日、北西部の東アゼルバイジャン州の山中に不時着した。大統領らの安否は不明だ。」単なる事故であったらよいのであるが、これにイスラエルがからんでいるということになれば事態は深刻であるし、また、そのようなフェークニュースが拡散する可能性もある。中東は火の海となる。
 
また、トランプ政権でのマイク・ポンぺオ国務長官は、18年春に訪朝した際、 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党委員長(現・総書記)が「私を殺そうとしていたことは知っている」と冗談を飛ばしたと近く出版する回顧録に記した。米韓軍は、先制打撃により正恩氏を暗殺する「斬首作戦」で体制崩壊を目指すOPLAN(作戦計画)を立てているとされ、金正恩委員長は神経をとがらせている。北朝鮮は南進の機会をうかがっていることは確かである、その抑止効果を狙うことになるのであろうが、朝鮮半島は現在非常に不安定である。
 
さらに、ロシアでクーデターの動きがあるとの報道が流れている。ウクライナ国防省の情報機関「情報総局」トップのキリル・ブダノフ局長は英民放スカイ・ニュースのインタビューで、プーチンっ大統領は「心理的にも肉体的にも非常に状態が悪い」と指摘し、「がんやその他の病気を患っている」と述べた。さらに、 ウクライナで苦戦が続いているため、ロシア国内では「クーデター計画が進行している」「止められない動きだ」と語った。英紙ザ・タイムズも14日、米誌を引用し、プーチン氏が「血液のがん」を患っていると報じた。ザ・タイムズが引用した米誌「ニュー・ラインズ」は、プーチン政権に近いオリガルヒ(新興財閥)の発言として、プーチン氏が2月24日のウクライナ侵攻開始前にがんの手術を受けたと伝えた。これはウクライナや欧米のロシアに対する情報戦の一環であるかもしれないが、仮に事実だとすればロシアで内乱がおこる可能性もある。
 
これらの動きや報道は、事実であれば世界情勢は軍事的衝突が一触即発の状況にあると言えよう。

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