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コモンズプロジェクト

NEC未来創造会議やこすぎの大学などの活動を通じて着目したテーマである「コモンズ(共有財)」と「コモニング(合意形成)」。COVID-19で浮き彫りになった自助と公助の分断。今後、両者を埋めるHUBとして、そして、COREになると予測される共助(コミュニティ)。ポスト資本主義の社会ではコミュニティを通じて創出されるコモンズ(共有財)が重要な資本になると信じています。

共助がHUB・COREになる時代


ただし、コミュニティは義務感でなく主体的な活動故にWill(やりたいこと)・Can(できること)・Must(期待されていること)の視点ではCan(できること)が不十分であるケースが多いです。例えば、育児ママのコミュニティは多々あるものの、それぞれの思い・想いがありながらもCan(できること)が不足しているためにWIll(やりたいこと)を十分に叶えることができず、残念ながら同様の取り組みに見えてしまっているのが実態です。

なので、自分たちのコミュニティに閉じこもるのではなく、コミュニティ間でノウハウをコモンズ(共有財)にすることでお互いのCan(できること)を増やし、Will(やりたいこと)・Must(期待されていること)を叶えることを目指した「コモンズプロジェクト」を立ち上げました。

ノウハウをコモンズ(共有財)にすることでCanを増やす


コミュニティ運営のノウハウをコモンズ(共有財)にすることを目指した第1期コモンズプロジェクト。2022年1月から2023年1月まで隔月で開催(全7回)。

活動を通じての大きな気づき(誤解)がありました。
コミュニティに関わる方々にとってコミュニティ運営を円滑にする解決策も欲しているけれども、それ以上に欲しているのは悩みや失敗をまずは分かち合いたいということでした。一人で悩みや失敗を抱え続けるのは不安だし、負担になるということ。確かに…。
最近、心理的安全性が注目されていますがコミュニティ運営においても同様。コミュニティ運営における心理的安全性の確保に向けた一つが「悩みや失敗の共有」ということに気づきました。

コミュニティ運営のコモンズ(共有財)としての利活用を目指して、わかりやすく親しみやすいツールに仕上げて、2023年1月(または2月)に成果発表します。

これまでの検討内容をnoteにまとめていますのでご覧ください。そして、成果発表も楽しみにしていてください。


よろしければサポートをお願いいたします。各種活動でありがたく使用させていただき、noteの充実を通じてお礼していきます。