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2023年8月の記事一覧
1章 マーケティングとは 022. モノづくりからコトづくりへ
市場の成熟により生産競争から価値競争へと移行するとつくり手もモノづくりからコトづくりへと変化していかなければならない。
コトづくりでは顧客に価値が伝わるようにすること、顧客に価値を正しく理解してもらうことが重要な要素となる。
日本企業の製品には価値があるのにそれが伝わっていないことが勿体ない。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、日本の製造業におけるマーケティン
1章 マーケティングとは 023. コトづくりの時代に必要なマーケティング
ただ価値を提供できる製品をつくればよいだけでなくその価値は唯一無二である必要がある。
マーケティングを用いることで日本の製造業もターゲット顧客にとって価値のある、顧客の課題を解決できる製品を提供できる。
日本の製品がもつ価値を世界に届けることによって、必ずや日本の製造業は光り輝くことができる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、モノづくりからコトづくりへ、とい
1章 マーケティングとは 024. フレームワークとは
マーケティングフレームワークは思考プロセスの簡便化、思考時間の短縮、検討事項の抜け漏れ防止に資する。
マーケティングの初心者であってもフレームワークを活用することでより実現可能性の高いストーリーを多く生み出し、実行できる確率を高めることが可能。
必要なフレームワークはPEST分析・ SWOT分析・3C分析・STP・4Pという5つのみ(5つの必須フレームワーク)。
こんにちは、マーケティングデ
2章 マーケティングの課題 025. マーケティング発祥の地アメリカ
マーケティングは米国において最適化、差別化することが難しかった製造業から生まれたのではないか。
米国企業は利益獲得のために設立され、米国式マーケティングもやはり自社の利益最大化を目的としている。
アメリカ人ほどマーケティングをよく理解している人たちと出会ったことがない。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
日本人がマーケティングを活用できていないのはなぜだろうか。本章で
2章 マーケティングの課題 026. マーケティングという言葉が混乱を生み出した
マーケティングという言葉そのものが混乱を生んでいる。
アメリカでも学者により、団体により、時代により定義が異なるため日本人の理解が追いついていなかったとしても無理はない。
日本には顧客を起点としたマーケティング的な概念、他者や社会を主軸とした顧客中心主義のような観念が根付いていた。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケティング発祥の地アメリカ、というテーマ
2章 マーケティングの課題 027. マーケティングとブランディングは同義か
ブランド:企業や団体や個人、製品、サービスなどに対して人々が抱いているイメージの総体のこと。
ブランディング:企業・団体・個人などがリピーターを増やし、ファンを醸成するすべての活動。
ブランディングはマーケティングのストーリーづくりのなかで用いられる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケティングという言葉が混乱を生み出した、というテーマについて述べた。
2章 マーケティングの課題 028. マーケティングとブランディングの関係
マーケティングとブランディングの関係を知るにはそれぞれの目的を見ておこう。
ブランディング戦略はマーケティングプランで検討すべき戦略のひとつであり、マーケティングはブランディングの上位概念にあたる。
ブランディングによる社内外へ向けた活動は非常に重要な企業活動のひとつ。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケティングとブランディングは同義か、というテーマにつ
2章 マーケティングの課題 029. マーコムとタッチポイント
マーケティングコミュニケーション(マーコム)はマーケティングにおける顧客との双方向のコミュニケーションのことを指す。
タッチポイントとは製品、ロゴ、Website、社員など企業と顧客との接点を意味する。
様々なタッチポイントが誰に対してどのような効果をもたらすのかをマーコム戦略(販促戦略)に反映させていく必要がある。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケテ
2章 マーケティングの課題 030. マーケティングが苦手な日本・日本人・日本企業
日本という国のレベルでもマーケティングが苦手。
マーケティングという海のものとも山のものともわからないカタカナ用語が入ってきて、いまも消化不良の状態といったところ。
本気でマーケティングを学べば、人の心を慮ることを長所としてもつ日本人はすぐに得意になるだろう。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーコムとタッチポイント、というテーマについて述べた。
今回は、
2章 マーケティングの課題 031. 米国式と日本式マーケティングの違い
米国発のマーケティングをそのまま日本に持ち込んでも役に立たない。
社会的な便益の最大化を目的とする日本式マーケティングは、日本・日本人・日本企業に広く受け入れられるはず。
日本の企業、日本人が日本式マーケティングを学んでいくのであればいまからでも遅いなどということはまったくない。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケティングが苦手な日本・日本人・日本企業、
2章 マーケティングの課題 032. 日本におけるマーケティング部門の現状
通常、マーケティングのプロセスと機能はUpstream marketing、Downstream marketingとに分けられる。
日本では多くの企業で経営者によるマーケティングの理解が進んでいないため本来必要な組織がつくられていない。
マーケティング部門は全体を統括する権限をもち、全体を包括したストーリーづくりと実行を担うべき。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
2章 マーケティングの課題 033. マーケティングの勘違い まとめ
マーケティングの定義と目的は米国式と日本式マーケティングとで大きく異なる。
マーケティングの目的は世の中をより良くすることである一方、ブランディングの目的はリピーターを増やしファンを醸成すること。
本来マーケティング部門は一気通貫のストーリーづくりと実行を担うべきであり、販売促進、市場調査、広告宣伝はその実行の一部に過ぎない。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は
2章 マーケティングの課題 034. マーケティングの弱点
導入当初マーケティングは時間を必要とし、個人として使いこなせるようになるには年単位で時間が必要となる。
マーケターは司令塔の役割を担うため強いマーケターが生まれれば組織も強くなる。
顧客が欲しいといっているものをただそのまま提供するではなく、顧客にとって本当に価値のあるものを届けるという、顧客価値追求型思考が必要。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、マーケティ
2章 マーケティングの課題 035. それでもみんなわかっていないマーケティング
アメリカは金融や保険など目に見えない商品を扱わせたら世界一。一方で、目に見えるモノをつくらせたら日本の右に出るものはいない。
決してアメリカが得意としている土俵にノコノコ出て行って戦う必要性などなく我々は我々の得意なこと、やり方で勝負すればよいだけ。
モノの開発、生産を行なっているのは世界でも一部の国だけで、USM(Upstream Marketing)を経験できる機会に恵まれるマーケターは世