何をやっても痩せなかったエステティシャンMさんが、ついに痩せ体質に

コロナウイルスの影響でご自宅にいる時間が多く、ちょっと体重が増えてしまったという方も多いと思います。
緊急事態宣言の解除に合わせてダイエットを始めようと思っている方は、間違ったダイエットをしないように気をつけてくださいね。

間違ったダイエットをすると、脂肪が減りにくい体になってしまいますし、内臓や血管の状態も悪くなります。
これは、私も経験をしているので、間違ったダイエットは絶対にしてほしくないです。
正しいダイエットをして、健康的に体脂肪を減らしていきましょう。

今日のお話をぜひ参考にして、正しいダイエットにチャレンジしてください。

一年ほど前に出会った、私と同い年のMさんは“若いころは小柄で可愛くて男女問わず人気者だった”というウワサが納得できる可愛らしいお顔立ちの女性。
お勤めの「サロンで取り扱っている痩せるサプリ・ダイエット食品を試しても一向に効果が出ない」とご相談くださいました。
プロ用の製品で効果が出ないとなると、お客様に対しても説得力がなく販売成績にも反映しなくて悩んでいるとの事。これは深刻です。

生活習慣や普段召し上がっているものを伺うと、気をつけてはいるのに間違った知識で、結果的に逆効果になっている可能性が大いにありました。
例えば、“糖質制限をしたほうが良いので甘いものは一切摂らないし、何なら炭水化物も極限まで摂らない”というような。
もちろん余計な糖分（精製された白い砂糖など）は、NG。
でも果糖や黒い糖分は脳にとっても大切なエネルギー。
そして、炭水化物は体のエネルギー源ですので適量と摂らないと脂肪を燃やす筋肉まで衰えていきます。結果、筋肉が落ちて脂肪が増えるという負のサイクルに陥ることになります。

逆に栄養学などの正しい知識もお持ちでしたので理論上はご理解が早かったように思います。
ただ、良いものを入れるためには余計なモノを出す必要があったとは意外に盲点だったようです。

痩せない原因は『溜まった毒素』でした。
なぜ毒素が原因で痩せないかというご説明もさせていただきました。
＊あらゆる臓器の本来の機能が働いていない＝消化・代謝・吸収が正常にできない
＊血流が悪くなる＝基礎代謝が低くなる

当たり前ですが、痩せないだけではなく現れていた不調は数知れずありました。
一番ひどかったのは冷え性・・・ひどすぎて血管年齢測定器が反応しなくて、指を15分お湯で温めてから計ったら、+23歳でした。

諸々の不快な症状は更年期によるものだと諦めていたそうです。
更年期障害も毒素が多いと重くなるのでデトックスは良いことずくめです。

Mさんお場合、食事の改善をかなり真剣に取り組む必要がありました。
具体的には
＊毎日食べていたお肉を最初の1週間止める＝野菜中心
＊一日5～6杯飲んでいたコーヒーをお白湯に変える
＊毎朝のヨーグルトを止める
＊調味料の見直し＝ちゃんと発酵している醤油・味噌・みりん・酢をチョイス
＊腸内環境を改善できる食材を摂る＝発酵食品・食物繊維
＊油を変える＝亜麻仁油・オリーブ油
＊お腹空いたらナッツかプロテイン

生活面はあえて口を出さず、「睡眠時間の確保」のみご提案しました。
食事の改善で結構いっぱいいっぱいになる感じの内容なので、精神的負担はストレスなので
ダイエットを成功させる上で最も悪者のストレスは、出来る限り排除したいというのが私の理念なのです。

結果は面白いように現れました。
1週間で5kg減。これは、“むくみがかなりあった”のと“腸内毒素が溜まったいた”ということ。
脂肪が減ったわけではないので、喜ぶには早いけど何をやっても痩せなかったので大喜びでした。
1週間の完全置き換えデトックスプログラムの結果、なんと7kg減、その後の1週間は回復食で過ごしていただき更に2kg減。
3か月目に入る現在は血管ケアしながら緩やかに脂肪を落とすプログラムを継続中で1～2kg減。

体調も良くなり痩せたことで活き活きと仕事も上手くいっている様子です。
これから、アラフィフ女性はMさんのように、もっと自分を大切にしてオシャレして、もっと輝いて活躍してほしいと思いました。

コロナのせいで血管年齢を測れていないのが残念ですが、きっと素晴らしい血管になっていると確信しています。