どんな時も上機嫌でいる
僕は、内向的で、とても大人しくて穏やかな人間に見られる。実際、大体の時はそうだと信じている。しかし、感情が表情や態度に出てしまうことがある。妻、親、妹、友人、そしておそらく職場の仲間もそれを知っている。
特にそれが出てしまうのが白熱した議論が展開される複数人で行われるミーティングの時だ。1:1などの少人数のミーティングの時は、ほぼいつもうまくいく。相手がひとり、あるいはごく少人数なので、相手のことを大切にし、気遣いもし易い。
しかし、ミーティングの参加人数が5人、6人と多くなり、しかも白熱した議論を展開しなければならない場合、それが起こる。自分の意見に対して真っ向から反論されたり、自分の意見を重要なものと聞き入れてもらえないと、自分の中の怒り、ふてくされた感情が、表情・態度に出てしまう。他人の意見に対しても敬意を払えなくなり、真摯に聞けなくなる。結局、ミーティングが不完全燃焼で終わる。
後になってから、感情を表情・態度に出してふてくされて、なんてちっぽけな人間なんだ! プロフェッショナルじゃないよな!と落ち込んでしまう。
背後にあるもの
朝散歩している時に、背後にあるものを考えてみる。
自分の言いたいことを十分に伝えられなかった無念
それに対して流暢な英語で論破した相手への嫉妬
冷静さを失って怒りやふてくされた感情を表情・態度に出てしまう自分のちっぽけさ
チームでプランを作り上げるというゴールを忘れて、議論の勝ち負けにこだわる自分のちっぽけさ
結局、自分の反応が原因で、不完全燃焼感を持っている。もやもやしていると気づく。
それと同時にボストン郊外の大自然の中を歩いていると、
アメリカで英語で様々な人種・文化の仲間と議論できている事自体、超幸せなことじゃないか!
自分の意見に反論された事自体、自分の意見がインパクトがある証拠だ!
みんながゴールに向かって熱くなっている事自体、とても楽しいことだ!
などと思えてくて、モヤモヤしていた事自体が馬鹿らしくなる。
そしてもう一度ミーティングについて考えてみる。
なぜ多数のミーティングは難しいのか?
1:1ミーティングに比べて、単純に複雑だからだ。内向的な自分にとって、複数の人から様々な反論・意見が交差するミーティングは、とてもチャレンジングだ。相手がたくさんいる。1:1ミーティングのように「相手を大切にしながら」というのがうまく働かない。
1:1ミーティングはいつもうまくいくのに、多数の議論が交錯するミーティングはなぜうまくいかない時があるんだろう?
はっと思った。僕は、ミーティングとついているだけで、全く異なる1:1ミーティングと多数の議論が交錯するミーティングを同じ土俵の中で比べていた。自分にとって最もうまくいく1:1ミーティングでの成果を、多数のミーティングでも期待していた。
1:1ミーティングでは、自分の伝えるべきことを、相手の理解力・咀嚼力に応じて伝え方を調整してオーダーメイドで伝えることができる。相手の意見を、自分のペースで聴き、理解できる。
そもそも、全く環境の違う多数が参加する議論が交錯するミーティングに、1:1ミーティングと全く同じ成果を期待する自分のゴール設定が間違っていたのだ。
人それぞれ異なった意見を持つのは当然。自分の意見は自分の意見。他人の意見は他人の意見。他人が自分の意見を分かってくれなかったとしても、この大自然は、この世は何も変わらない。
一時の感情を表情・態度に出したって何もいいことはない。慎もう!
これは、今だけでなく、これまで何度も何度も誓ったことだ。実は。。。
でも、Noteで「レベルアップしたいこと」の企画があるから、今度こそ今まで以上の強い気持ちで誓いたい!
レベルアップしたいこと
どんな時も上機嫌でいる!
相手を大切にすれば、自分も大切にしてもらえる
相手を喜ばせれば、自分も楽しくなる
笑顔でいる
相手の話を真摯に聴く
名前を呼ぶ
ほめる
感謝する
これは仕事に対してだけじゃないですね。
妻に対しても、その他の家族に対しても、友達に対しても、と自分に言い聞かせています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?