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2024年5月の記事一覧

僕は《セラの天使》を戦場で見たいのだ。

僕は《セラの天使》を戦場で見たいのだ。

《セラの天使》はかつて強かったらしいマジックおじさん達の思い出の中にいる《セラの天使》は強かったらしい。
5マナ 4/4 飛行 警戒。
令和のマジックでは大したことのないフレンチバニラのアンコモンはかつてマジックの戦場で圧倒的な制圧力を誇っていたレアカードだったのだという。

 自分がマジックを始めた時には、既に《セラの天使》は失墜していた。
ただ、先人たちが語る思い出話の中の彼女はとてもかっこよ

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【EDH・統率者】《策略の龍、アルカデス》と《欠片の壁》【MTG】

 《欠片の壁》というカードがある。

 2マナ1/8という驚異的なP/Tに加え、何と飛行も持っているクリーチャーだ。
 そのデメリットとして、防衛と、累加アップキープを持っている。
 ただ、防衛を持っていることで《策略の龍、アルカデス》を統率者にしたデッキに採用が可能となり、2マナで8/8飛行という驚異的なスペックで活躍できるようになった。
 もう1つのデメリット、累加アップキープとは、自分のアッ

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EDH安価構築「怒りの母、ダスカナ」100枚解説・非クリーチャー編

EDH安価構築「怒りの母、ダスカナ」100枚解説・非クリーチャー編

ご覧頂きありがとうございます。
今回はダスカナ構築解説の後半戦です。
前回クリーチャーの解説を行ったので今回は非クリーチャー解説です。こちらの前に前回の記事と前々回のデッキ紹介記事もご覧頂ければ幸いです。(そちらにコンボ等の解説も掲載しております。)

※2024/06/01…土地が途中からリンクを貼れていなかったので修正しました。

デッキ紹介↓

クリーチャー解説↓

尚、デッキ構築の記事等で

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【EDH・統率者】重厚デッキと《コルフェノールの骨壷》【MTG】

 MTGには「パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る」メカニズム、通称、重厚/Backboneが存在する。
 このメカニズムの祖は《包囲の塔、ドラン》であり、それ以降、細々と数を増やしており、そのうちのいくつかは伝説のクリーチャーだ。
 伝説のクリーチャーであるということは、統率者に指定でき、重厚をメインに据えたデッキが作れるということである。
 パワーではなくタフネスで戦闘ダ

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【EDH】マグヌス視点で見るMH3

モダンホライゾン3収録カードがすべて公開されました。
エルドラージをはじめ過去のメカニズムを多数収録し、歴戦の名カードの再録や再調整版、上位種などが公開され皆様の阿鼻叫喚の声が上がっていて大変微笑ましいですね!

というわけで、私もモダンホライゾン3を赤きマグヌス視点で見てみましょう。
個人的に注目しているカードのみの紹介になりますが、使いやすそうなカードが今回は多いので強化パーツてんこもりです!

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モダホラ3で気になる統率者クリーチャー

モダホラ3で気になる統率者クリーチャー

世間はモダンホライゾン3で大盛り上がりである。
出れば毎回モダン以下のエターナル環境がインフレし、変なデッキが生まれ、上位にいたデッキが衰退したり、逆に今まで息をひそめていたマイナーデッキがティア1になったり。文字通り環境を破壊シーズンが来たのである。

もしエターナルフォーマット専門の環境保全活動家がいたのなら、今頃血眼になって道路に座って抗議していることだろう。

もちろん、今回も統率者デッキ

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【EDH・統率者】《包囲の塔、ドラン》と《ベルゼンロック典礼》【MTG】

 EDHで組んでいる《包囲の塔、ドラン》を統率者にしたデッキには、ループ・ジャンクションと呼ばれるデッキに使われているコンボが搭載されている。

 ループ・ジャンクションのコンボに使われているパーツの1枚、《ダールの降霊者》はクレリックが呪文や能力の対象になると、そのタフネスが+0/+2される能力を持っている。

 コンボによって無限にタフネスに修正が掛かっていくので、《包囲の塔、ドラン》の能力に

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世間はモダホラ3ですが…

世間はモダホラ3ですが…

世間はモダホラ3一色。
なんたってあの人気種族、エルドラージが沢山いますからね。
でも今回の話、エルドラージ関係ないんだ、ごめんね。

白赤がしっくりこなかった話突然だが、私は白いカードが大好きだ。
白好きとしては色々な白絡みの統率者をもっておきたいところ。
白青やら白緑やら、色々なコンセプトで作っているのである。
しかし気に入る統率者に色の偏りが出るのは仕方ないこと。
私の場合は白赤がしっくりこ

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EDH安価構築「怒りの母、ダスカナ」100枚解説・クリーチャー編

EDH安価構築「怒りの母、ダスカナ」100枚解説・クリーチャー編

※今回の記事は前記事の続きです。
基本的な動きやレシピはこちらに掲載されていますので是非お先にご覧下さい。

どうも、Higashiです。
仕事あったり学マスやってたりで少しお待たせしてしまいましたが100枚解説です。
クリーチャー編とそれ以外で前後編分けて投稿していこうと思います。
今回は核となるクリーチャー編です。
ちなみにこの記事で『熊』と語った場合それはクリーチャー・タイプではなく2マナ2

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【MTG】《従者》の思い出

 時のらせんというセットがかつてあり、そのセットのパックには過去のカードがタイムシフト枠として封入されていることがあった。現在で言うボーナス枠やビッグスコアのようなもので、それらはすべてスタンダードで使えたし、時のらせんがリーガルな環境であれば同様なので、モダンでも使える。むしろなんで最近のボーナス枠はスタンダードで使えないやつも入ってるんですか?
 ある日、時のらせんを剥いていると《従者》という

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【ヒュージ・リーダーズ】造反の代弁者、サムトのデッキ紹介(続唱(フレンドリー))

【ヒュージ・リーダーズ】造反の代弁者、サムトのデッキ紹介(続唱(フレンドリー))

はじめにこんにちは!ケミです。
今回は、《造反の代弁者、サムト》を統率者にしたデッキ その4……ではなく、最初の記事でご紹介した続唱デッキを改めて取り上げたいと思います。

というのも、環境の変化に伴って、最初の記事に掲載したデッキリストに対して、現在は色々と手を加えているからです。

最初の記事を執筆した当時、ヒュージ・リーダーズには、まだ"パワーレベル"という概念が存在していませんでした。

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喜劇の天才になるための覚え書き~弱さから脱却せよ!詳細分析編~

喜劇の天才になるための覚え書き~弱さから脱却せよ!詳細分析編~

はじめに2020/11/20に統率者レジェンズが発売され、それから約3年半、ブリムのことを考えてきた。そこから、半年前にブリムのことをnoteで記事にし始めて、はやこれで10個目の記事。もはや語り尽くしたかと思っていたが、一つ真面目に考えていないことがあった。
それは、

 はたして、『喜劇の天才、ブリム』はガチデッキにはなれないのか?

というものである。
今回は、統率者におけるガチデッキとは何

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【EDH・統率者】《包囲の塔、ドラン》と《屍花》【MTG】

 モダホラ3! すごい! 本当にすごいんだ! というマローの幻聴がここ数日聞こえている。
 公開されたカードの中から、《屍花》を見つけた。

 4マナ2/7という、今までであれば5マナが持っていた低パワー高タフネスのP/Tをしている。多分、3色だから盛られているのだろう。
 モダンホライゾン3という、2人対戦を想定して作られたセットでの登場だが、その真価はEDHだと個人的に思っている。
 何故なら

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【MTG】《マルコフ家のソリン》のスペックに思うこと

 すごい! モダホラ3! 本当にすごいんだ!
 昨日も同じ書き出しで始めたが、モダホラ3のプレビューが始まり、カードが少しづつ公開されている。
 その中で、《マルコフ家のソリン》が気になった。

 2マナ1/4で絆魂と強請を持ち、更には条件を満たすとPWに変身する、マジック・オリジンで登場したタイプの伝説のクリーチャーだ。

 PWとしての性能に関しては特に思うことがないのだが、クリーチャーの面で

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