KATO Kosei

コンサルタント。博士(比較文明学) 専門分野:芸術社会学、地域社会学 主な著作:倉本智…

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コンサルタント。博士(比較文明学) 専門分野:芸術社会学、地域社会学 主な著作:倉本智明編『手招くフリーク:文化と表現の障害学』(生活書院、2010年、共著)、 石森大知・丹羽典生編著『太平洋諸島の歴史を知るための60章』(明石書店、2019年、共著)他、論文多数

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海外の現代アートについて、ビジネスの視点から特にEmergingとMid-Career Artistに注目した分析を行い、10日ごとに記事を公開します。 また、日々膨大に公開される海外のアート公募の中から主宰者が応募者のキャリアにインパクトがあると判断したものを厳選して紹介します。公募情報のリサーチとフィルタリングは非常に手間がかかるものなので、そのコストだけ考えてもお得だと思います。少なくとも月に1時間を越えて公募情報のリサーチをする人ならば、間違いなくお得です。 現代アート作家として海外進出を目指している方、日本語メディアでは取り上げられない海外の旬の若手の情報をバイヤーとして知りたい方、アートファンとして日本語メディアのバイアス抜きで現代アートの今について知りたい方向けです。 主宰者は博士号取得(比較文明学・立教大学)・立教大学社会学部でアート関係のゼミ及び専門科目の教歴ありです。

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      • Art Outbound Digest 2023/July 22/"Genesis Belanger"

        アーティスト基本情報 ジェネシス・ベランジャー Genesis Belanger 1978年アメリカ生まれ ブルックリン在住 学位・学歴  2012 Master of Fine Arts, Combined Media, Hunter College, New York, NY, USA 2004 Bachelor of Fine Arts, The School of The Art Institute of Chicago, IL, USA 個展 9回 グループ展 4

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        • Art Outbound Digest / 2023 June 20, 2023 / Pickup Artist "Forensic Architecture"

          フォレンジック・アーキテクチャーの概要 Forensic Architecture  設立:2010年 個展 22(主要なもののみ) グループ展 16(主要なもののみ) 美術館での展示 46回 受賞 35回 メジャーコレクション 3件 展示歴  今回のピックアップアーティストは異色中の異色の人たちです。グループではあるのですが、アーティストコレクティブではないです。  イギリスのゴールドスミス・カレッジ(YBAの主要メンバーを輩出するなどアート系の大学としても名門中の名

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          Art Outbound Digest 2023/July 22/"Genesis Belanger"

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          アーティスト基本情報 ジェネシス・ベランジャー Genesis Belanger 1978年アメリカ生まれ ブルックリン在住 学位・学歴  2012 Master of Fine Arts, Combined Media, Hunter College, New York, NY, USA 2004 Bachelor of Fine Arts, The School of The Art Institute of Chicago, IL, USA 個展 9回 グループ展 4

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          Art Outbound Digest / 2023 June 20, 2023 / Pickup Artist "Forensic Architecture"

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          フォレンジック・アーキテクチャーの概要 Forensic Architecture  設立:2010年 個展 22(主要なもののみ) グループ展 16(主要なもののみ) 美術館での展示 46回 受賞 35回 メジャーコレクション 3件 展示歴  今回のピックアップアーティストは異色中の異色の人たちです。グループではあるのですが、アーティストコレクティブではないです。  イギリスのゴールドスミス・カレッジ(YBAの主要メンバーを輩出するなどアート系の大学としても名門中の名

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          Art Outbound Digest June 9 / 2023「画像生成AIとファインアート」

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          今日考えたいのは、生成AIとアートの問題です。といっても論点は非常に多いので、どこからどう切っていったものかと思うのですが。 例えば3月にソニーワールドフォトグラフィーアワードでAI生成画像が部門優勝となり、作者がパフォーマンスとして受賞を辞退するという騒ぎがありました。 去年にはMidjourneyで生成された絵がコロラド州の物産展みたいなイベントのファインアートコンテストで優勝したというニュースがあって、それなりに話題にもなったんですが このコンペはファインアートと

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          Art Outbound Digest 2023 May 25 / NFTとアートの関係をもうちょっと、もう一度整理してみる

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          「超複製技術時代の芸術」展と場所柄と GYREギャラリーで開催されていたこれ これのキュレーションを担当した高橋さんとツイッターで何度かやり取りをして考えたことをまとめていこうかなと思います。 そのやり取りの中身は、非常に簡略化すると、展覧会のキュレーターズノートがベタなフレーバーテキストの集積でしかないんじゃないかという意見がごく少数あり(私もその少数の中にいる)、それに対して高橋さんが、表参道のGYREというところでやるのでどうしてもそんな感じで書かざるをえない部分が

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          今日考えたいのは、生成AIとアートの問題です。といっても論点は非常に多いので、どこからどう切っていったものかと思うのですが。 例えば3月にソニーワールドフォトグラフィーアワードでAI生成画像が部門優勝となり、作者がパフォーマンスとして受賞を辞退するという騒ぎがありました。 去年にはMidjourneyで生成された絵がコロラド州の物産展みたいなイベントのファインアートコンテストで優勝したというニュースがあって、それなりに話題にもなったんですが このコンペはファインアートと

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          Art Outbound Digest 2023 May 25 / NFTとアートの関係をもうちょっと、もう一度整理してみる

          「超複製技術時代の芸術」展と場所柄と GYREギャラリーで開催されていたこれ これのキュレーションを担当した高橋さんとツイッターで何度かやり取りをして考えたことをまとめていこうかなと思います。 そのやり取りの中身は、非常に簡略化すると、展覧会のキュレーターズノートがベタなフレーバーテキストの集積でしかないんじゃないかという意見がごく少数あり(私もその少数の中にいる)、それに対して高橋さんが、表参道のGYREというところでやるのでどうしてもそんな感じで書かざるをえない部分が

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          Art Outbound Digest 番外編「障害者アート・ビジネスの限界」

          国内にいくつかある、「障害者アート」ブランド。 ヘラルボニー、やまなみ工房、しょうぶ学園あたりがメディアにも出まくっていて有名ですが。福岡のアトリエブラヴォとか。岩手のるんびにい美術館とか。 基本的には利用者さんの工賃や収入を上げる方法論として素晴らしいと思っている一方で、ビジネスモデルは固定されているよなあという印象も強い。 1) ストリートアートかポップアートかアブストラクトの2D作品を利用者さんに描いてもらう 2) 障害者施設的ではないウェブデザインで公式サイト

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          Art Outbound Digest 2023 May 12 / PICKUP ARTIST: Aki SASAMOTO 笹本晃

          基本情報1980年神奈川県生まれ、ニューヨーク在住 学位:BA(ウェスリアン大学)、MFA(コロンビア大学) 活動期間:2005- 個展 17+ グループ展 70+ 受賞 23 美術館展示 14 口上と雑談今回はもうこの人しかいないでしょうという勢いで、笹本晃です。 2023年のカルダー賞受賞。 アレクサンダー・カルダー記念財団が出している賞ですね。賞金50000ドル。650万円くらいでしょうか。かなりなものですよこれ。カルダーというのは、あの天井からぶら下がったユラユ

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          Art Outbound Digest vol.22 「日本の伝統美術を本気で現代アートに持ち込むマーケティング」

          今日は、日本人アーティストのアウトバウンドのマーケティングの戦略について考えてみたいと思います。 日本の美大芸大は卒業までは蝶よ花よと褒めそやしてもらえるがこの2-3月、もしかしたら皆様のSNSのタイムラインを国内有名美大・芸大の卒展の画像が占拠しておられたかもしれません。 日本人がツイッター大好きすぎるのか、学生スポーツみたいなものなのか、ともかく欧米の有名美大芸大の卒展の画像なんぞほっとんどSNSには流れないのに比べると、すごいです。日本。 良いことだと思います。と

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          Art Outbound Digest 2023 April / ピックアップ・アーティスト「古吉弘」

          古吉弘 Hiroshi Furuyoshi 学位 京都芸術短大 1959年、広島市出身 展示会歴不明(CV未整備による) 公式サイト 今回は非常に面白い人を見つけてきました。 画壇系の画家さんです。作風はフォトリアリズムと言って良いかな。そのちょっと手前くらいの塩梅ですかね。 なんでこの方をご紹介するのか。 理由は一つ。 画壇系なのにアウトバウンドで大成功しているからです。 いやほんと。最初はなんかのチート技でアウトバウンド成功に見せかけているだけなのかなと思っ

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          Art Outbound Digest 2023 April / ピックアップ・アーテ…

          Art Outbound Digest Vol.21 「アルフォンス・ミュシャを2023年にファインアート視点でどう評価すべきか」

          日本生まれ日本育ちのアーティストがどうやって欧米に売り込んでいくか問題 今回は本来なら日本生まれ日本育ちの現代アート作家が国外に売り出してゆく際に、基本的なブランディングとしてどのような考え方を採るべきかという話をしようと思ってました。 というのはですね、前回も課金ゾーンでちょっと触れましたけども、すっげえ単純な話、西欧や北米で生まれ育っていて文化資本も社会関係資本もあるコーカソイドの作家と同じところで戦ったら、日本人は勝てるわけないんですよ。ええ。 まず敵は立地で有利

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          アーティストステートメントの基本

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          Art Outbound Digest's Pickup 2023 April / Abbas Zahedi

          ピックアップアーティスト編です。 今回はもちろんFrieze Artist Awardを直近で勝ったこの人! 名前:アッバス・ザヘディ 1984年ロンドン生まれ、ロンドン在住。 学位:理学士(University College London)、MA(Central Saint Martins) 活動期間:2008- 個展:5 グループ展:20+ 美術館展示:1回 コレクション:Royal College of Art, 2021, Tate, 2021

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          Art Outbound Digest vol.20 「Friezeについて色々調べて考えた」

          今回はフリーズについて。 フリーズ。 Frieze. アート&カルチャーの専門誌なんですけど、我々にとってはアートフェアや賞の運営という意味で重要です。ロンドンやLAやニューヨークで定期的にアートフェアをやっていて、フリーズの賞からはサイモン・フジワラとか最近だとプレシャス・オコヨモンが出てますね。 岡山芸術交流2022でクマちゃんの巨大ぬいぐるみを発表したあの人。 も、生んだのがこの賞です。 一言で言って、アーティストとしてのサクセスに極めて近い賞です。近いとい

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          Art Outbound Digest vol.19

          SBIアートオークションの結果を見て色々と 花粉嵐の中、皆様いかがお過ごしでしょうか? 次は何の話題にしようかなーというのを常に考える日々ですが、この10日間というと、国内的に面白かったのは3/11のSB Iアートオークションですかね。 Tokyo Contemporary: Redefinedというやつ。 結果はこちら。 景気いいですねえ。 くらやえみ299万円。 https://www.instagram.com/emikuraya/ 友沢こたお 391万

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          Art Outbound Digest vol.18

          冒頭コラム:AIとファインアートについて さて今回はAIについてちょっと一緒に考えてみたいと思います。 去年はまさにジェネラティブAI元年のような年で、Stable DiffusionやMidjourneyなどなど、萌え絵からいかにもというSF/ファンタジーイラストまで、呪文を使って生成させるプログラムが一気に花開きました。 AIに生成させた絵が、ちいさなコンペですけれども入賞したなんてニュースもありましたね。 ジェネラティブAIはほんとうに日進月歩で進化していまして、

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