Navigating The Art World内容紹介その5:ウェブマーケティング各論
Driving Engagement
さていよいよ、自分のインスタグラムのアーティストアカウントをいかにして育てるかという話に入っていきます。
デルフィアンが最初に指摘するのは、アカウントへのエンゲージメントには2種類あるという事実です。
一つは営業スパムコメントみたいなやつ。偽エンゲージメント。あなたのアートに興味があるのではなく、典型的には自分のアカウントに引き寄せてNFT詐欺に引っ掛けるとかフォローを狙うとか、その手のものですね。アート系のアカウントに片っ端からコピペでコメント貼っていく連中がいるじゃないですか。あれです。
もう一つは、熱量の多寡はあるけれどともかくあなたand/orあなたのアートに興味を持った人のコメント。
たぶん納得してもらえると思いますが、最初に知らない人のアカウントにコメントするのって結構なハードルがあるはずです。セレブアカウントは別ですよ。私もよく仮面ライダーやスーパー戦隊やウルトラマンに出ていた俳優さんたちのインスタにコメントしますからね。
武田航平ニキとか
其原有沙ちゃんとか
で、大事なのはここから(特撮も大事だけど)。
デルフィアンの指南。
スパムくさいコメント以外には、最低でもLIKEは必ず漏れなくしましょう
出来れば、スパム以外のコメントには全てコピペではない返信をしましょう
考えてみたら当たり前のことなんですこれ。同じことはウェブ小説投稿サイトでも読まれるための基本としてずっと言われ続けている。コメントには必ず返事しましょう。せっかくコメントしたのに完全スルーされたらテンション下がるけど、逆にちゃんと返事返ってきたらすげー親しみ湧くじゃないですか。
出来てないアーティストさんいっぱいいますけどね。残念なことに。
でもそれはチャンスなんです。周囲が手抜きしている基本をきっちりやり切るだけで、確実に順位上げられるんですよ? ウェブのプレゼンスを上げる、これは基本にして王道です。私がウェブマーケの仕事で何で結果出してるかって、洒落たデザインとかの力じゃないんですよ。そんなものより、中身のメンテを常に常に常に常に続ける。これが一番SEOでは効くんです。
インスタのマーケも同じです。基本徹底。
そしてこれもウェブ小説投稿サイトでは散々言われてきた基本ですが、コメントやLIKEが欲しければ、まず自分が他人にあげなさい。です。インスタで良いなと思うアートを見つけたら、LIKEする。相手を励ますコメントを入れる。具体的には「この作品のどこが気に入ったか、その理由は何か」を書けと。
(作品についての批評は書くなとも言ってます。とにかく褒めろと)
で、この次はウェブ小説サイトとは違うセオリーです。考え方の根底にあるものは同じですけどね。
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