見出し画像

取材を受けました


記者「今日は、よろしくお願いしまーす!」


「はいだワンワン!」


記者「・・・では、さっそくですが・・・チャームポイントを教えてください」


「この踏み込む前足、イケてるだろワン!」

「ドラマの撮影に向けて、首エステしたばかりだワン!」

「アー写はいつもこの角度だワン。これにしてから舞台のオファーも多いんだワン。」

「お尻も "プリッ" って感じで、なんでも着こなせるワン!」

「ジムだって週5だワン!」

「俺のことを単勝で賭けてくれてもいいんだワン!うふふふ・・・」



記者「チャームポイント、そんなにたくさんあるんですね。ドン引きです!」


「あっ、取材。お疲れ様でしたー!」


記者「ところで・・・馬さん、なんですよね?」


「えっなんでワンワン言ってるんだって思いました?だって、そりゃ"ヒヒーン"ってあんまウケなくないですかー?インスタでもとりあえず、猫さんや犬さんと一緒にいると"いいね"多いんですよ〜。やっぱり不動の人気なんじゃないですかね?馬に比べて。これって、VOUGEの取材ですもんね?犬っぽくて可愛くて、馬っぽくかっこいい・・・最高じゃないかワン? 」
 

記者「きっと、そういう時代じゃないと思います。私たちは、あなたのそのありのままの美しさに惹かれて取材しているのですから。」 


「ヒヒーン!」


 





ランドリー・・・

どこか懐かしさを感じる、帰る場所としての「 写真 」「 道具たち 」を扱っております。

 [ ものがたり ] 盆暮れ正月となれば、何かをするためというわけでもなく、とりあえず帰ろうとする。でも「 帰ってきた 」と、心から深くそう感じられる場所へ、ふと帰りたいと思って振り返った時には、いつの間にか、もうその場所はどこにも無いと気づくこともある。そんな時に、何気なく撮っていた一枚の写真がその役割を果たす時があるように、家のどこかでなにか見覚えのあるような道具たちも、心の帰れる場所があるのでは?と思ったのでした。みなさんにとっての「ただいま」を、感じてもらえる体験となれたらと思います。


https://dagarossi.base.shop/







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?